2020/10/28

2020年10月28日(水)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

 2020年10月28日(水)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)


米大統領選まで約1週間、トランプ・バイデンどちらに転ぶのかふたを開けるまではわからず。いや、ふたを開けても混乱が続くリスクも。さらに、米追加経済対策も選挙後になりそうで、欧米ではコロナ感染の再拡大による経済的なリスクが高まり、為替市場を含め全体的に積極的なポジションメークは見られず。


は弱さが目立った欧州株。米株はNasdaqが+0.64%と強いが、ダウが−0.8%、S&Pが−0.3%と弱い。米債利回りは軟調で10年債は0.8%を割り込み0.777%(-0.03%)。原油価格は39.01ドル(+1.17%)と強いが40ドルの壁は超えられず、中国が2035年までに通常のガソリン車を全廃するとの記事は気になる。ブルームバーグ・コモディティインデックスはエネルギー価格の上昇が目立ち+0.48%と上昇。


為替相場は、リスク回避に消極的ながらJPY買いが選好され、USDJPYは105円まで戻り切れず、再び104.50を割り込み一時104.39まで下落、クロスでも小幅ながら円高傾向となっている。


GBPUSDはBOEの資産買い入れ増を織り込み、英EU通商協議は引き続き合意に向け協議を継続中で、英国北西部でのコロナ拡大が気になるが1.30をボトムに底堅く推移。


AUDUSDは追加緩和期待のネガティブ材料から一変、デベル豪中銀副総裁のタカ派発言に、0.7110台をボトムに0.7147まで一時上昇。上昇率だけを見るとNZDUSDはトップで、0.6670をボトムに一時0.6724まで上昇。


EURUSDは中期的な上昇トレンドは変わらないが、主要都市でのコロナ感染再拡大を意識し、経済短期的には200時間MA=1.1798を割り込み弱さが目立っている。ECBでは金融政策の据え置くも、12月に資産買い入れ拡大が見込まれて何らかのヒントを期待している。