2020/10/21

2020年10月21日(水)昨日20日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

 2020年10月21日(水)昨日20日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)


米株は小幅な上昇にとどまり、米金利は上昇し、原油価格も上昇。為替相場はEURの上昇が目立ち、弱かったAUDとJPYは米国市場で買い戻しの動きも。


トランプ氏は共和党が反対する中で、追加経済対策の規模を2.2兆ドルへ引き上げ、米株は上昇するも、ペロシ・ムニューシン両氏の午前4時からの協議の結果待ちで、上昇幅は縮小気味。


英・EU通商協議ではバルニエ・フロスト両氏は交渉を継続中でGBPUSDは1.29台を何とか維持。


欧州・英国の主要都市でコロナ感染拡大=経済的な影響が危惧される中で、ECBとBOEの追加緩和期待は変わらず。EUの失業リスク緩和緊急支援(SURE)は活況で、また、初めて発行するソーシャルボンドに対し、2330億ユーロ余りの注文が集まった。


米株は追加経済対策の合意期待に上昇するも上げ幅を縮め、ダウ+0.4%、Nasdaq+0.33%、S&P+0.47%。米債利回りは上昇し、10年債は0.795% (+0.024)と強い。


原油価格は41.51ドル(+1.67%)と上昇、エネルギー・穀物価格と強く、ブルームバーグ・コモディティインデックスは0.49%と上昇。


USDJPYは、EURJPYの上昇に連動する動きで、一時105.75と12日の高値近くに上昇するも、米国市場に入りEURUSDが伸び悩み、高値を上抜けできず、米株も上昇幅を縮めると105.40台まで値を下げ、ペロシ・ムニューシン両氏の会談を見守り105.50近辺で取引が続いている。


EURUSDは一言で強い。一日を通じてEURは全面高。欧州のコロナ感染再拡大、ECBの追加緩和期待、不透明な英EU通商協議を織り込みながら、1.1750台のボトムを確認したのか、債券買いの要因なのか、リスク回避のEUR買いが選好されたのか確認できないが、一時1.1840台まで上昇し高値圏で推移。こちらも、ペロシ・ムニューシン両氏の会談を意識している。


AUDUSDは、豪中銀議事要旨で追加緩和の可能性を意識したAUD売りが続いていたが、重要なポイントの0.720台をボトムに下げ止まり、一時日中の高値を上回り0.7020台まで反発。ただし、本格的な反発までは至らず。


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