2020/10/15

2020年10月15日(木)19:15時ごろの動き

 2020年10月15日(木)19:15時ごろの動き


米追加経済対策は大統領選後でほぼ決まり、次期大統領選の混戦状態は変わらず。新型コロナのワクチン&治療薬の希望は? などの材料は変わらず。


日経平均株価は−0.51%と軟化、上海総合も-0.26%と小幅下落、欧州株は大幅安で、EUROSTOXX600は−2.25%と下げ幅を拡大し、ダウ先物は−1.0%近く値を下げている。


為替相場は、ロウ総裁のハト派発言を受けた追加緩和期待にAUD大幅安で、NZDもつれ安。不透明な離脱協議にGBPは小幅安(ただし、交渉は継続の可能性)でCADも資源価格の下落に弱い。


米債利回りは軟化し、10年債は0.7%(-0.031)の下げとなっている。原油価格は急落し一時39.89ドルまで下落し、40.08ドル(-2.34%)近くで推移、エネルギー価格は全般的に弱く、金・銀価格も値をさげ、ブルームバーグ・コモディティインデックスは−0.34%と下げている。


AUDUSD、豪失業率は6.9%と予想を下回るも前回6.8%から小幅悪化。ロウ豪中銀総裁から追加緩和を示唆する発言が飛び出すと、0.7160台→0.7060台と100ポイント近く下落、NZDUSDも連れ安へ。


GBPUSDは、今日15日はジョンソン首相が設定したFTA協議タイム・リミットを迎えるが、15~16日のEU首脳会議の草案では、「向こう数週間の対英通商交渉継続を容認」とポジティブ材料ではあるが、ほぼ織り込み。一方、「ロンドンが新型コロナで高度の制限を導入」との報道に、1.300→1.2930まで急落している。


EURUSDも、年内のECBの緩和期待(資産買い入れの増額)は変わらず、欧州株の大幅安もあり、1.1750台→1.1703と1.1700の大台を狙う動きから、やや値を戻しているが売り圧力は強い。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※