2020/10/28

2020年10月28日(水)16:30時ごろの動き

 2020年10月28日(水)16:30時ごろの動き


フレッシュな材料もなく、米大統領選を直前に控え積極的に動けず。株価も強さは見られず、米債利回りの上昇も止まり、為替市場は緩やかな円高傾向が止まらず。


日経平均株価は下げ幅を縮め₋0.29%と小幅安で終了。上海総合は後場にかけマイナスを脱し+0.46%と上昇。ダウ先物は-1.28%と弱い。米10年債は0.763%(-0.012)と小幅低下。原油価格は弱く38.42ドル(-2.91%)近くで推移。


為替総相場は、総じてドル買いが勝るも、リスク回避のJPY買いが選択され、USDJPYは104.56を高値に底値を緩やかに切り下げ104.10台まで下落、クロスでもJPY買いが見られ9月21日安値104.00の大台を試す可能性が高くなっている。


AUDUSDは、前日のデベル豪中銀副総裁のタカ派発言から続く上昇と、早朝の0.7112を安値に豪第3四半期CPIは前期比、トリム平均値の前期比も予想を若干上回り、一時0.7157までの上昇したが、欧州勢の参入に0.7130台まで値を下げている。引き続き先行き強気・弱気派が混在。


EURUSDは、欧州主要国のコロナ感染の再拡大は、ドイツやフランスにも広まり規制の強化が目立ち、メルケル首相は小規模なロックダウンを計画とあった。前日NY終了間際に再び1.1800の大台を割り込むと1.1800の大台を回復できず、19日以来の安値水準で、クロスでもEUR売りが強まっている。