2017/08/14

2017年8月14日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年8月14日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動きと、FX&FXオプション

週明けの月曜日。お盆の時季で夏休みムード満点。

為替市場は、週末の北朝鮮リスクのヘッジの巻き戻しに、USDJPYとUSDCHFの買い戻しが目立っていますが、ドル買いが終了したのでしょうか? 先週のリスク回避の動きが継続するのでしょうか? 

USDJPYは、日本のGDPは年率4.0%と予想外に強くでましたが、為替相場は逆に円売り傾向で株式相場は下落基調が続いています。アジア市場では緩やかな円売りが続き109.50台を上回り一時109.64まで上昇し底堅さが目立っています。薄商いの中で先週のドル売り・円買いの流れの変化を期待する動きも見られます。

EURUSDは、1.18台を再び維持し底堅さを維持するも、1.1810~1.1835の狭いレンジに終始。これらかの欧米市場の動きを見守る流れとなっていますが、今回も1.18台を継続的に維持できるかを注目しています。

GBPUSDは、1.30台を再び維持しながらも、1.30~1.3030と動きは緩慢で反発力も鈍く
これらかの欧米市場の動きを見守る流れとなっています。

AUDUSDは、週明けは北朝鮮リスクのヘッジを巻き戻す動きが目立ち一時0.719まで上昇するも、中国発の弱い経済指標0.7890を割り込み続落傾向が続いています。

NZDUSDは、ギャップを空け下落からスタートするも、強い小売売上高を受け一時0.7830台まで上昇するも、再び売りへと変化しています

日経平均株価は-192.64(-0.98%)下落し、TOPIXやマザーズも1%超の下げへ。米債利回りは上昇気味で、原油価格(WTI)は前日と大きな変化は見られず。




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◎NZの第2四半期 小売売上高=前期比2.0%(予想0.7% 前回1.5→1.6%)→ 予想を大幅に上回る

◎JPY 第2四半期 GDP・1次速報=前期1.0%(予想0.6% 前回0.3→0.4%)、前期比年率4.0%(予想2.5% 前回1.0→1.5%)、GDPデフレーター=前年比-0.4%(予想-0.5% 前回-0.8%)→ 予想を上回り6四半期連続のプラス成長で、前期も上昇修正され、予想を上回る。設備投資は前四半期から4月から6月に2.4%増加し、1.2%増の中央値の倍となる、しかし、株価は弱く、円売りの流れが続く

◎CNY 7月 鉱工業生産=前年比4.6%(予想7.2% 前回7.6%)→ 予想と前回を下回る

◎CNY 7月 小売売上高=前年比10.4%(予想10.8% 前回11.0%)→ 予想と前回を下回る

◎CNY 7月 固定資産投資=年初来前年比8.3%(予想8.6% 前回8.6%)→ 予想と前回を下回る

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マクロン仏大統領の支持率低下=調査会社Ifopでは歳出削減に本格的に着手し、国民が反発し支持率の低下が著しく、6月64%→36%に低下。

米南部バージニア州の衝突(白人至上主義などを掲げる団体と反対派)=トランプ大統領から衝突の原因をつくった白人至上主義者や人種差別への明示的な批判はなかったことに、批判が出ている。