2017/08/30

2017年8月30日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年8月30日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

株価上昇、債券利回り上昇、ドルの買いが続きリスク回避の巻きも押しへ。

日経平均株価は+143.99(+0.74%)と上昇、米10年債利回りも前日2.129→2.148%へ上昇。アジア市場で比較的おとなしい値動きから、欧州市場の序盤にかけては、再びドル買いが強まっている。北朝鮮の弾道ミサイル発射にリスク回避の行動から、さらなる具体的な動きも見られず、流れだけを見ればリスク回避の巻き戻しが継続中。

USDJPYは、109.50台をボトムにし、109.54~92のレンジで取引が続いたが、欧州勢の参入と共に110.00円の壁を上抜けし、8月17日来の高値水準となる110.17円まで続伸。いつもながら、円ロングの切りを誘うような動きとなっているが、110円台から買い続けることができるような相場にも思えず。逆張りを期待。

EURUSDは、1.1960台をボトムに、1.1963~84の狭いレンジで推移したが、欧州勢の参入と共にEUR売りが続いている。1.1900を割り込むと更なるEURロングの切りが出やすいとは思えるが、EURUSDの上昇の流れが変わったとは考えにくく、次の流れは買い場探しに思えてならない。

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