2017/08/02

2017年8月2日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年8月2日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

弱い米ADP雇用統計に米金利は低下し、ドル売り傾向は止まず。

欧州株は大きな動きは見られず、独英債券利回りは小幅上昇を維持。米債利回は上昇傾向を維持するも、米国市場に入り弱いADP雇用統計に米10年債利回りは前日終値を割り込む。ダウ先物は弱い米ADP雇用統計にも関わらず共に上昇傾向を維持し、現物株もアップルがリードし上昇からスタート。原油価格(WTI)は米週間在庫統計を前に49ドル台を回復。

為替相場は、NZDUSDがアジア市場で就業者数の予想外の減少に急落した流れが続くも下げ止まり、0.7415~42の狭いレンジで推移。

USDJPYは金利の上昇や、円ロングの巻き戻しが中心に上昇し、111円台を三度試すも失敗、弱い米ADP雇用統計に米金利は下落し110.98を高値に反落、110.50割れを試す動きへ。

EURUSDは200週MAの1.1786を超えてから上昇傾向は止まず。大枠1.1800~50の上限を超え、欧州市場の序盤に2015年1月来の高値水準となるも1.1869まで上昇後、利食いの売りに1.1820まで値を下げているが、弱い米ADP雇用統計に米金利は低下、1.1800をベースに引き続き底堅さを維持し上昇傾向は変わらず。

GBPUSDは弱い建設業PMIにも売りは見られず、逆に1.3245まで上昇するも、1.3190~40の上限をクリアに抜け出せず売りへと変化しているが、弱い米ADP雇用統計に米金利は低下、1.3200の大台を維持し上昇傾向は変わらず。

AUDUSDは前日に割り込んだ0.800を回復できず、早朝の安値0.7941をボトム0.7940~0.7975のレンジで推移したが、米国市場に入り弱いADP雇用統計後の米金利低下にも動きは鈍く、オプションカットからようやく0.7975を上抜けるが上昇幅は限定的。

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インド中銀=政策金利を6.25%→6.00%に0.25%引き下げた。市場では追加利下げ観測も流れている。

米上院本会議=レイ氏のFBI長官就任を承認。


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