2017/08/19

今週の主な材料(8月21日~8月25日


今週の主な材料(8月21日~8月25日)

今週は最重要な経済指標の発表が極めて少ない反面、三つの注目すべき材料が控えています。

一つは、米韓合同軍事演習(21~31日)で、北朝鮮がどのような行動にでるのでしょうか? それとも、米国の動きをさらに見守るのでしょうか? リスクオン・オフの流れに直結することで、円相場への影響が大きいと思われます。

一つは、カンザスシティ連銀経済シンポジウム(ワイオミング州ジャクソンホール  24日~26日)で、25日にはイエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演が予定されています。金融政策に関して直接的な発言は避けると思われますが、何かのヒントを提供してくれるとの期待感もあり、結果を受けた市場の反応も気になります。

一つは、バノン米大統領の首席戦略官の退任で、トランプ大統領の何かが変わるのでしょうか? 新たに主席補佐官に就任したケリー氏の影響度合いがどのくらい強まるのでしょうか? ティラーソン国務長官やコーン国家経済会議(NEC)委員長らの穏健派が台頭することが予想されますが、本当に変化するのでしょうか? ムニューチン米財務長官が危惧している9月29日タイムリミットを思われている米国債のデフォルトを、夏の休会明けの12日間で回避することができるのでしょうか?

その他、数少ないイベント、発言では、8/21のOPECと非OPEC主要産油国合同専門家会合で原油価格が変化する可能性が、8/23のドラギECB総裁の基調演説では何が語られるのでしょうか。

経済指標では、8/25の日本のCPIでは期待通りインフレの上昇を確認できるのでしょうか? 8/25の米耐久財受注は前年比で大幅なマイナスが予想されています、除く輸送機器や、コアの資本財受注や資本財はどうなのでしょうか?


【米韓合同軍事演習(8/21~8/31)】
【OPEC非OPEC主要産油国合同専門員会会合(8/21)】
【ドラギECB総裁講演(8/23)】
【カンザスシティ連銀経済シンポジウム(8/24~8/26)】
【日本CPI(8/25)】
【米耐久財受注(8/25)】
【イエレンFRB議長、カンザスシティ連銀経済シンポジウムで講演(8/25)】
【ドラギECB総裁講演、カンザスシティ連銀経済シンポジウムで講演(8/25)】


詳しくは別表をご覧ください。


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