2017/08/16

2017年8月16日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年8月16日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

欧州市場は英雇用統計とユーロ圏GDPが、米国市場はFOMC議事録が、今日のメインイベント。

英雇用統計では、ILO失業率が4.5%、失業者数増減が7,200人、平均所得1.8%、除くボーナス2.0%が予想されています。また、ユーロ圏GDPは前期比年率で2.1%が予想されています。

FOMC議事録では9月のポートフォリオの縮小と、12月の再利上げの可能性がどうなっているのでしょうか? これを示唆する内容によって相場変動が高まることでしょう。

さて、アジア市場は、

USDJPYは、日本株が動かず、米金利も小幅低下で動きは鈍くUSDJPY相場は110.54~79で動きは緩慢で、110.50~111.20のレンジが予想されます。リスク要因としは、英雇用統計でGBPJPYが動き、USDJPYが結果激に動く可能性です。

EURUSDは、オプションのリスクリバーサルは、短いところがユーロプットへ変化し相場変動リスクが拡大する傾向にあります。1.1800を回復できずに短期間での変動リスクが高まっています。特に英雇用統計を受けた、EURGBPの変動には注意が必要です。

GBPUSDは、今日の英雇用統計次第です。昨日の英GDPでは大きな変動につながらなかったのですが、過去の統計から変動リスクの高い英雇用統計は短期的にも注意が必要です。

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