2017/08/08

2017年8月7日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年8月7日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明け月曜日の欧州・米国市場の序盤の為替相場は、NZDUSDはインフレ予想値の低下を材料に先週末の安値0.7390台を割り込み、0.7350台まで下落(-0.75%)。

USDCADは1.2630近辺をボトムに先週末の高値1.2668を超え一時1.2710台まで上昇(+0.28%)、7月2日に1.25台を上回ってからは上昇傾向が続いており、リスク選好のパターンなのか資源関連の通貨の弱さが目立っている。

GBPUSDは1.3050を中心に1.3035~60の狭いレンジで取引が続いていたが、先週末の安値1.3024を割り込み1.3014まで下落。1.3000の大台割れと試す動きが続いている。

EURUSDは1.1770~1.1814の狭いレンジで推移。ユーロ圏のセンティックス投資家信頼感指数はドイツ自動車業界の排ガス不正問題の広がりを懸念し、前回より低下。1.18台の上値は重い反面、EURGBPの買いの影響もあり底値も固い。

ダウは横ばいで推移、S&P500とNasdaqは上昇、米債券利回りは小幅上昇。原油価格(WTI)は49.31ドルと小幅下落。


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センティックス、ユーロ圏投資家センチメント=経済の勢いがピークを過ぎたことがますます明確になっている。

センティックス、ユーロ圏投資家センチメント=米経済への懸念、ドイツ自動車業界の排ガス不正問題の広がりを懸念。

調査会社ORBの世論調査=EU離脱を巡る英政府の交渉を支持しないとの回答が61%と、全体の2/3近くとなった。

調査会社ORBの世論調査=メイ首相が適切な合意ができると確信しているかとの質問に対しては、44%が否定的。35%は確信、21%は分からないと答えた。

NZ中銀、NZの第3四半期インフレ予想は、2.09%と前回の2.17%から低下し、NZドル売りが強まる。