2017/08/27

今週の主な材料(8月28日~9月1日)

今週の主な材料(8月28日~9月1日)

今週の予定をチェックしていると色々と複雑で忙しい一週間になる予感がします。

8月最終日と9月がスタートする需給的な相場変動に加え、メイン・イベントの米雇用統計はもちろんですが、月末・月初めに特有となる多くの経済指標の発表が待ち構える中で今週を迎えることになります。

先週は、ジャクソンホールのイエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演では、極端にネガティブな発言とも感じられませんでしたが、結果は米金利の低下と共にドル安傾向が続いた流れを受けて今週がスタートします。また、トランプ米大統領の「政府閉鎖が必要になってもメキシコ国境に壁を建設する」、「米国はおそらくある時点でNAFTAを終了させることになるだろう」との強硬発言による混乱の数々と、北朝鮮リスクも変わることはありません。

28日(月曜日)はロンドン市場がサマーバンクホリデーでは休場となり動き難い週がスターとします。今週は幸いなことに、金融政策の発表はありませんが、ユーロ圏・独CPI、中国製造業PMI、カナダGDPを除くと、米国発の重要な経済指標は多く米経済指標の結果による米債利回りと米株の変動には注意が必要です。

その先を見渡すと、ECB理事会、FOMC、米債務上限引き上げの問題など、来週以降の動きを意識しながら、今週の予定を一つ一つ消化する必要がありそうです。


【米CB消費者信頼感指数(8/29)】
【独CPI(8/30)】
【米GDP改定値(8/30)】
【中国製造業PMI(8/31)】
【独雇用統計(8/31)】
【ユーロ圏CPI(8/31)】
【カナダGDP(8/31)】
【米個人所得・個人消費(8/31)】
【米シカゴ購買部協会景気指数(8/31)】
【米雇用統計(9/1)】
【米ミシガン大学消費者信頼感指数(9/1)】
【米ISM製造業景気指数(9/1)】

詳しくは別表をご覧ください。



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