2017/08/18

2017年8月18日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き


2017年8月18日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末金曜日、今日は重要な発表や経済指標も予定されていませんが、北朝鮮リスクで終わった先週から、今週はリスク回避からスタートしながらも、結局はマドリードのテロ事件+トランプ大統領への不信感の拡大と、株安が進みリスク回避の債券買いと円買いが強まっています。

USDJPYは、一時108円台に入りながらも、大枠で109円~111円のレンジが14日間続いています。今日はこのレンジを終値ベースでブレークすることができるのでしょうか? 今のところ109円台を何とか維持していますが、投機筋は下値を狙ってくることが予想されます。引き続き基本レンジの予想は108.00~115.00円で変わっていません。

EURUSDは、上値は重くなり市場のセンチメントがややEURベアに傾いているようですが、1.17割れを過去3日連続で試し失敗しており、過去9日では大枠1.17割れは買い、1.1800~50は売りのレンジ相場が続いています。

週末金曜日にどちらかへ抜け出すことができるのでしょうか? 200週のMA=終値1.1767(200週MAの、高値ベース=1.1886、安値ベース=1.1670)、この数字内で上下レンジを繰り返しており、このレンジ相場と考えたいと思います。