2017/08/13

今週の主な材料(8月14日~8月18日)

今週の主な材料(8月14日~8月18日)

4日の強い米雇用統計、11日の弱い米消費者物価指数と、週替わりの変化に連動しドル相場が変動していましたが、今週はFOMC議事録を除くと米国では最重要と思われるイベント・経済指標は以外に少ない週となっています。

逆に他の主要国では第2四半期GDPの速報値や、消費者物価指数(CPI)、雇用統計に加え、中銀議事録の発表が多くなっており、今週は各国の固有の材料により通貨間で異なる相場変動になることが予想されます。

また、直近では米朝間で軍事的行動を匂わせる牽制球の投げ合いに、今週の北朝鮮リスクが一機に高まり、事態の急変によるリスク回避の動きに為替相場が変動することが避けられない状態にあることは変わっていません。

個人的には北朝鮮リスクに対してのリスク回避通貨に円を入れることに異論があり避けたいと思いますが、影響度合いの少ないEURが先週と同じく再評価される可能性は残っています。

米FOMC議事録以外では、特に注目するのはユーロ圏各国のGDPとCPIで、9月7日のECB理事会で期待されている、資産縮小のスケジュール発表の可能性に直結する可能性があり、ECB議事録を含めて注目しています。


今週の重要なイベント

【日本GDP(8/14)】
【豪中銀議事録(8/15)】
【独GDP(8/15)】
【英CPI・RPI(8/15)】
【英雇用統計(8/16)】
【ユーロ圏GDP(8/16)】
【FOMC議事録(8/16)】
【豪雇用統計(8/17)】
【ユーロ圏CPI(8/17)】
【ECB議事録(8/17)】
【カナダCPI(8/18)】

詳しくは別表をご覧ください。

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