2017/08/07

2017年8月7日(月曜)アジア・欧州市場の動き

2017年8月7日(月曜)アジア・欧州市場の動き

週明けの月曜日、季節は夏本番で政府、中銀関係者は長期休暇入りも多く、要人発言の予定は極めて少なくなっています。今週の山場は日本が山の日で休場の中となる11日(金)で、米CPIは前月を上回る予想が主流になっています。

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先週末の強い米雇用統計に米金利は上昇しドル全面高となった流れを継続しています。動き全体的に緩慢なのですが、EURUSDとGBPUSDは小幅上昇、NZDUSDは小幅安、USDJPYは変わらずと通貨ペアにより差が見られます。

EURUSDは、米雇用統計直前1.1870→安値1.1728の50%近い水準の1.1800近辺まで値を戻し上げ止まっています。EURUSD1.1800は上昇時のポイントの一つとなっていたこともあり、この水準からの売りは暫く続きそうです。

GBPUSDは直前1.3139→安値1.3024から値を戻していますが、1.3059が高値で上昇は38.2%戻りにも達していません。EURUSDと比較すると買い戻しが弱く、結果的にEURGBPの上昇となっています。

USDJPYは、夏枯れ相場なのでしょうか、日経平均株価は前週比では上昇していますが動きは鈍く、いつみても110.70がらみの水準で、110.65~85の狭いレンジで取引されています。先週末に111円台の上値の重さは確認済みで、しばらくは現行の110.50~111円のレンジ内で取引が続きそうです。

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ティラーソン国務長官=朝鮮半島の問題で、環境が整えば関係各国は対話を行うことが可能。ロシアとの関係では、ウクライナ問題や選挙への介入疑惑などで冷えこんではいるが、米国はロシアとの協力を望んでいるとし、見解の相違を理由に関係を断つのは賢明ではない。


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