2019年5月14日（火）アジア・欧州市場序盤の動き
トランプさん、あなたの本心は？ 徹底抗戦？ それともどこかで妥協するの？
米国は対中制裁関税で第4弾の3000億ドルの詳細を発表。発動は6月下旬以降の見通しで、スマートフォンなど3805品目を対象に最大25％の関税を上乗せする。手順を踏むために実際に発動するのは6月下旬以降になる予定。
朝方は一時日経平均の大幅な下げに定番のリスク回避の円買いとなりUSDJPYは一時109.15まで値を下げる。一方の、トランプ大統領は「中国との貿易協議が成功すると感じている」「中国との協議が成功か3-4週間以内に分るだろう」と発言したこともあり、株価がじりじり値を戻し、JPY買いからJPY売りへと変化し109.70台まで値を戻す。
最も日本株も前日比で上昇しているわけではなく、続落傾向はやまず。USDJPYもボトムアウトしたか判断できず。
今後の動きは正直どうなるかはわからないが、ウィリアムズNY連銀総裁は、世界の金融当局は低い経済成長率と低金利という将来の環境に備えて戦略を再検証すべきと言い、金融先物市場では年内の利下げ予測度は変わらず。
USDCHFは1.0050をボトムに1.0080まで値を戻しているが上昇幅は少なく動きは鈍い。EURUSDも1.1220→1.1240台と小幅な上昇にとどまっており、全体的にJPYロングの反動にしか思えない。
注目のAUDUSDは0.6940～60の狭いレンジで方向性はなく、市場参加者が米中貿易問題の今後の動向を
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8:50 JPY 3月 国際収支： 経常収支・季調前＝2兆8479円（予想2兆9797 億円 前回2兆6768億円）、季調後＝1兆2710億円（予想1兆6987億円 前回1兆9576億円）、貿易収支＝7001億円（予想8470億円 前回4892億円）
10:30 AUD 4月 NAB企業景況感指数＝3（予想4 前回7）、企業信頼感指数＝0（予想1 前回0→－1)
15:00 GER 4月 CPI改定値＝前月比1.0%（予想1.0％ 前回1.0％）、前年比2.0%（予想2.0％ 前回2.0％）、HICP前月比1.0%（予想1.0％ 前回1.0％）、HIPC前年比2.1%（予想2.1％ 前回2.1％）→ 予想・前回と変わらず
15:00 GER 4月 WPI＝前月比0.6%（予想 前回0.3％）、前年比2.1%（予想 前回1.8％）→ 前回を上回る
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