2019/05/13

2019年5月13日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年5月13日(月)欧州・米国市場序盤の動き

ついに中国は報復関税を発動、株安+債券利回り低下、リスク回避の流れが加速し、為替相場は定石通りでJPY+CHF買いが加速。逆にAUD売りが強まり、AUDJPYは1.3%近く下落へ。

米国からの600億ドル相当の輸入品に対し最大25%の追加関税課す中国は対米報復関税措置を発動する方針で、6月1日から適用。

欧州株は弱く米株先物も下落。米株は大幅安からスタートしダウは-2%近くの下げへ。米債利回りは大幅低下し10年債は2.4%を割り込む。WTIは一時63ドル台と大幅上昇へ。

USDJPYは中国の対米報復関税措置の発表を受け、109.60台→109.00台へ急落、相変わらず底値達成は感じられず。同じ、リスク回避のヘッジ通貨のCHFも強くUSDCHFはイラン・米国との対立の影響もあるのか、アジア市場の1.0110台から1.0050まで続落中。

中国との通商関係が緊密なAUD売りは止まず、AUDUSDは早朝の0.7000から0.6960台まで続落。NZDUSDは小幅ながら連れ安。USDCADは早朝の1.3380台から1.3440台まで上昇後は、原油価格の上昇もあり上値も重く1.3440を中心とした狭いレンジで推移。GBPUSDは与党と野党労働党の協議再開に一時1.3040まで上昇するも続かず、1.3010だいで推移。