2019/05/28

2019年5月28日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年5月28日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

連休明けの米国市場の動き待ちなのか動きは緩慢。目先の欧州議会選挙も終わり、中道左右両派が過半数失うも大方の予想と期待通りの結果。長かったトランプ大統領も帰国の途についた。米通商問題の火種を残しながら、米中間貿易摩擦で強硬姿勢を貫く姿勢を見せながら、来月のG20で再来日する。

世界一多忙でハードな米大統領がこれほど日本(安倍首相!)に時間を割いてくれるのは異例。中国問題で日本との友好関係強化を示す狙いと思うが通商問題でなんらかの代償を要求されなければいいのだが?!

日経平均株価、上海総合と株価は上昇傾向を維持、原油価格は上昇、米10年債利回りは軟化、2年債は小幅低下にとどまる。為替市場は特に目立った動きは感じられず。

USDCNHを見ていると中国は通貨防衛に動き6.900を割り込んだ昨日から、今日は逆に6.9050をボトムに前日の高値6.9150台を上抜け6.9220台まで小幅上昇。USDJPYは大枠109.40~60のレンジで変化はなし。

EURUSDは、欧州議会選挙の結果はご存知の通りで中道左右両派は議席を大幅に落とすも、市場の評価は予想通りが多い。独ブレーメン州議会選挙でも敗北した独与党、イタリア財政規律の問題が潜在的に残っているのか1.1196を高値に1.1178まで小幅低下、クロスではEUR買の動きとなっている。

GBPUSDは、アジア市場は動かず。欧州市場の序盤では、ブレグジット党の台頭と英保守党・労働党の敗北で、ようやく秩序だったEU離脱に向け何とかしなければ! との思いなのか、ポンドのショートカバーにしか思えないが1.2660台をボトムに1.2700台を回復。

AUDUSDは、早朝の0.6910台をボトムに中国の株高が影響しているかは不明ながら、0.6930まで上昇するも、特に動きは感じられず。

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14:45    CHF 第1四半期GDP=前期比0.6%(予想0.2% 前回0.2→0.3%)、前年比1.7%(予想0.9% 前回1.4→1.5%)

15:00    GER 6月 GfK消費者信頼感=10.1(予想10.4 前回10.4)

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