2019/05/27

2019年5月27日(月)アジア・欧州市場の動き

2019年5月27日(月)アジア・欧州市場の動き

米英市場はメモリアルデーで休場の月曜日。

USDCNHは一時6.9を割り込み元高へと動き、上海総合は前日比で1.38%上昇し日本株も小幅ながら上昇傾向を維持。

欧州議会選挙では、EUの強化を訴える勢力が3分の2の議席を堅持するも、現在大連立を組む二大会派は過半数割れとなった一方で、反EUの極右およびナショナリズム勢力が議席を大きく伸ばした。

日米首脳会談は、首相は「日米同盟の絆は揺るぎない。真のグローバルパートナーとして国際社会で平和と繁栄築く」とあり、トランプ大統領も「日米同盟はこの地域の繁栄の礎だ」と予想通りの成果に。そのトランプ大統領は「恐らく8月に日米で貿易に関して何か発表する」とある。どのようなことが発表できるのだろうか?

為替相場は、英国と米国がメモリアルデーで休日となり発言や指標の発表もなく、市場参加者はこれからの欧州・北米市場では極端に少なくなる。週末の欧州議会選挙では想外のサプライズもなく結果を受けたリスク回避というより、中国株高と人民元高の流れがリスク回避通貨の円の売りを誘っているように思えてならない。米債券市場からの情報もなく明日の米国市場の反応待ちと、欧州議会選挙の結果を受けたこれからの欧州市場の動きを見守ることにしたい。

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