2019/05/06

2019年5月6日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年5月6日(月)欧州・米国市場序盤の動き

今日もトランプ大統領は中国の貿易慣行を批判、週明けはトランプ発言を受け、株安、債券利回り低下、ドル高傾向が続き、原油価格はボトムから値を戻し気味、為替市場は円高と豪ドル安は弱まりつつあるが、依然として総じてドルは全面高、ポンドは2度目の国民投票の可能性に弱さが目立っている。

中国株は当事国で大幅安、上海総合は5.58%下落、欧州株も下落しユーロストックス50は1.8%近く下げ、ダウ先物も1.8%近く下落へ。リスク回避に米債が買われ10年債利回りは2.48%台と大幅低下。

トランプ大統領は今日もツイッターで、米国の対中貿易赤字に言及。「申し訳ないが、これ以上こうした状況を続けることはない!」とし、中国の貿易慣行を改めて批判して米経済を擁護する姿勢を鮮明にした。

中国外務省報道官は、中国政府は、中国の交渉団が協議のため米国に向かう準備をしていると、通商協議のために交渉団を米国に派遣する方針で変わらず。

英紙デーリー・テレグラフは、メイ英首相が、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、2回目の国民投票を実施せざるを得ない状況になった場合の「シナリオ策定」に着手したと伝えた。メイ首相は、国民投票を再実施せずに、離脱計画が議会で承認されることを希望しているが、野党・労働党との協議は合意の見通しが立っていない。

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16:50    FRN 4月 総合PMI・改定値=50.1(予想50.0 速報50.0 前回48.9)、サービス業PMI・改定値=50.5(予想50.5 速報50.5 前回49.1)

16:55    GER 4月 総合PMI・改定値=52.2(予想52.1 速報52.1 前回51.4)、サービス業PMI・改定値=55.7(予想55.6 速報55.6 前回55.4)

17:00    EUR 4月 総合PMI・改定値=51.5(予想51.3 速報51.3 前回51.6)、サービス業PMI・改定値=52.8(予想52.5 速報52.5 前回53.3)→ 前回を下回るも速報値と予想を上回る

17:30    EUR 5月 センティックス投資家信頼感=5.3(予想11.0 前回-0.3)

18:00    EUR 3月 小売売上高=前月比0.0%(予想-0.1% 前回0.4→0.5%)、前年比1.9%(予想1.8% 前回2.8→3.0%)

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