2019/05/05

今週の主な材料(5月6~5月10日)

今週の主な材料(5月6~5月10日)

さあ、スーパー連休も5月7日から開ける。注目の米中通商協議は一部報道にある今週で決着するのか、それとも、マルバニー大統領首席補佐官代行が「今後2週間でどちらか分かる」と言うように来週までに決着するのだろうか? 8日からワシントで再開される米中通商協議の行方を注目。

一方、日米通商協議だが、クドローNEC委員長が言うように「月末までに合意する可能性」あると言う、一体どのような合意となるのだろうか? 5月26日にトランプ米大統領が国賓として来日するまでに決着をつけたいと考えていることだろう!

ブレグジットを巡り、英国では統一地方選でメイ首相の与党保守党と、コービン党首の労働党と、2大政党がEU離脱混乱を嫌気し敗北。逆に、残留支持政党が躍進する結果となった。

これを受け、今後EU離脱案の合意に向けた動きが加速する可能性があり、今週のポンド相場にどのような影響を与えるのか? 今週から再開される与野党のブレグジット協議の行方を見守ることにしよう。

さて、今週はオセアニアの豪州とNZで金融政策が発表される。
豪中銀(5/7)、NZ中銀(5/8)共に、政策金利を0.25%引き上げる予想があり声明と合わせ、AUDとNZD相場の変化を注目したい。どちらに転んでも相場が急変する可能性があり、ポジション管理に注意。

米国発では、CPI(5/10)がメインイベントとなるが、トランプ大統領や側近からFRBへの利下げ圧力へのプレッシャーは尋常ではなく、また、米地区連銀総裁や連銀理事からも同調する声もあり今後の経済指標次第となっていることは間違いない。このCPIは前年比予想2.1%(前回1.9%)、コア前年比2.1%(前回2.0%)と前回より強い数字が予想されている。

英国発では、第1四半期GDP・速報値(5/10)がブレグジットの動きと合わせメインで最近の強いCPIと合わせどのような結果となるのだろうか? 予想では前年比1.8%(前回1.4%)とここでも強さが目立つ。

中国発では、貿易収支(5/8)、CPI(5/9)、総合、サービス業PMI(5/6)が続きAUD相場と合わせ注目したい。

詳しくは別表をご覧下さい。
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