2019/05/26

今週の主な材料(5月27~31日)

今週の主な材料(5月27~31日)


5/25~28 トランプ米大統領の来日
5/23~26 欧州議会選挙の結果
5/26 独ブレーメン州議会選挙の結果
5/28 EU首脳会談
5/29 カナダ中銀の金融政策と声明内容
5/30 米第1四半期GDPの改定値
5/31 カナダGDP、米コアPCEデフレータ
6/1   中国の対米報復関税の実施

5/25~28 トランプ米大統領の来日
日本にとっては先週末から続くトランプ大統領の来日が大きな話題となっています。通商問題は封鎖するとのことなので、とりあえずは安心していますが、初日の米大使公邸では「これから数カ月でとても大きないくつかの発表ができることを望んでいる」とあり、表裏でどのようなことが話し合われ、または、要求されているのでしょうか? 28日の午後に東京を離れるまで、その切れ端を探る展開となりそうです。

5/23~26 欧州議会選挙の結果
欧州議会選挙の大勢は日本時間27日(月)午前中に判明する見込みとのことで、週明け月曜日のアジア市場ではEURUSD、GBPUSDの影響のみならず、もしEU懐疑派が予想外の躍進を見せた場合には、株式市場への影響も気になります。

5/26 独ブレーメン州議会選挙の結果
ドイツ北部ブレーメン州の州議会で70年以上にわたり第1党の座を守ってきた中道左派の社会民主党(SPD)が、敗れる可能性が出ていとの事前報道もあり、独政局への影響を懸念しています。

5/28 EU首脳会談
欧州議会選挙の結果を受けての首脳会談だけに、結果によるどのようなことが話し合われるのでしょうか? まずは、27日の欧州議会選挙の結果しだい!

5/29 カナダ中銀の金融政策と声明内容
5月17日にポロズ・カナダ中銀総裁は「金利が若干高めに動くのは自然な傾向」、「雇用市場がカナダ経済の真の姿を現している」と発言、5月10日発表では失業率は低下し雇用者数は増加、労働参加率も増加していたことを考えれば、金融政策の変更はないことは間違いなさそうだが、先行きに対して楽観的は声明を期待できるのでは? 

5/30 米第1四半期GDPの改定値
予想では前年比3.2→3.1%に下方修正、個人消費は1.2%で、デフレータ0.9%、コア1.3%でいずれも変わらずとなっている。サプライズの結果以外では、トレンドにつながる可能性は低く、いつもながら出たとこ勝負で数字の強弱で短期変動を狙う以外なさそう! 

5/31 カナダGDP、米コアPCEデフレータ
前月比予想0.3% 前回-0.1%と改善が見込まれており、前回のマイナス成長はちょっと信じがたいのが実情。前年比年率換算の予想は0.7%で前回0.4%から上昇が見込まれています。

5/31 米コアPCEデフレータ
PCEデフレータ前年比予想1.6% 前回1.5%、コアPCEデフレータ前年比予想1.6% 前回1.6%と、若干強いか横ばいの予想となっています。いつもながら出たとこ勝負で予想外の数字で短期変動を狙う以外なさそう! 

6/1   中国の対米報復関税の実施
13日に米国の制裁関税強化に対抗して、6月1日から米国から600億ドル相当の輸入品に対して最大25%に引き上げる方針を決め、それが6月1日に始まります。予定通り実施しても織り込み済みで相場への影響はあまり気にしていませんが、いつもながらトランプ大統領やホワイトハウスの取り巻きからの発言を意識せざるを得なません。

詳しくは別表をご覧ください

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