2019/05/20

2019年5月20日(月)欧州・米国市場序盤の動き

2019年5月20日(月)欧州・米国市場序盤の動き

中国外務省は「ファーウェイとの取引を停止した企業に報復措置を検討」との報道にリスク回避の動きが強まり、為替相場はCHFとJPYが選好された。欧州株は続落、米株も下げからのスタートが続き特にNasdaqの下げ幅は大きい。米債利回りは一時上昇も続かず軟化。

USDCHFは欧州市場の序盤の1.0121を高値に先週末の安値となる1.0080台まで下落、USDJPYも仲値直後の110.32を高値に売りから買いへと変化、中国の報復措置を検討との報道もあり109.80まで下落するも、先週末の上昇スタート地点の109.80台は壁に。

AUDは週末の豪総選挙で予想外に与党連合が勝利したことで、AUDの上昇率しNO.1で一時0.6934まで上昇。NZDも連れ高。CADは先週末に米国はカナダとメキシコからの鉄鋼・アルミ関税を撤廃することで正式に合意してから上昇傾向を維持し、USDCADの売りは続く。

GBPUSDは欧州市場の序盤に一時1.2757まで上昇するも続かず。英首相報道官は、21日(火)にEU離脱に関するインディカティブ投票を実施するメリットを模索とあり、どうなるかは不明ながら1.2720台まで値を下げる。


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