2017/12/19

2017年12月19日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年12月19日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日経平均株価は前日の海外市場の流れを受け上昇からスタートするも、結局は-33.77(-0.15%)へと下落へ、逆に上海総合やハンセンなど中国株は上昇中。引き続き米税制改革法案が上下院で19日、20日の決着を期待した流れが続いているが、為替相場の動きは相変わらず緩慢でドルは軟化するも大きな動きは見られず。

この税制改革案の採決は、下院が米東部時間19日午後1時半(日本時間20日午前3時半)頃、上院の採決はそれ19日か20日になる見込みで、海外市場で相場が急変するリスクには注意が必要。

米10年債利回りは2.397%、2年債も1.836%と共に強含みで推移。原油価格(WTI)は57.35と上昇している。

USDJPYは大枠で112.50~70のレンジに収まり、EURUSDは底堅い値動きながら大枠で1.1775~1.1800のレンジ。GBPUSDも大枠1.3360~90のレンジで推移。

昨日上昇していたAUDUSDは、豪中銀議事録で「来年のさらなる景気加速」に自信を強めているが早急な利上げ観測は弱く、大枠0.7655~75のレンジで推移と、主要通貨では主体性が見られず。連日下落しZAR高に動いたUSDZARも動きは鈍い。欧米市場での変化を期待したいがクリスマス休暇を来週に控え、大手投機筋不在で為替市場は全般的に力も入らず。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

豪中銀議事録(5日開催分)=来年のさらなる景気加速に自信を強め、2019年以来の金融政策の引き締めの下準備となる可能性もある。

豪中銀議事録(5日開催分)=雇用の伸びが向こう数四半期にわたり平均を幾分上回る。

豪中銀議事録(5日開催分)=経済や労働市場の改善にいつ賃金の伸びやインフレの加速につながるかは見通しを立てる上で引き続き重要な検討の対象。

豪中銀議事録(5日開催分)=賃金の伸びは第3四半期に低率で安定。家計消費は依然としてかなりのリスクがある。

ペンス米副大統領=税制改革案の採決に備えて、19日夜出発予定の中東訪問を1月に延期。

税制改革案の採決は、下院は米東部時間19日午後1時半(日本時間20日午前3時半)頃に採決を行う見通し。上院での採決はそれ以降の19日か20日になる見込み。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※