2017/12/28

2017年12月28日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年12月28日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

北朝鮮のミサイル発射(衛星?)の可能性と米債利回りの低下を材料とした動きは、正直なところ過剰反応とも思えるが、株価下落もあり直後からドル売りへ。

為替市場は資源国通貨と主要通貨でドル売りが止まらず。USDJPYは113円台を割り込み、EURUSDは1.19台を底固めし11月27日の高値1.1960台を目指す動きへ、GBPUSDも1.3440台と終値との比較をすれば12月8日以来の水準へ、AUDUSDは0.78台の大台に乗り10月24日来の水準へと上昇中。

日経平均株価は、午後から値を下げ-127.23(-0.56%)、逆に上海総合は+20.60(+0.63%)、ハンセンも+226.03(+0.76%)と上昇へ。 前日に大幅低下した、米10年債利回りは2.429%(+0.018)、2年債は1.903%(+0.012)と小幅上昇へ。

USDJPYは、NY市場終了となる午前7時の113.34を高値に、仲値でのドル買いも見られず、主要通貨でドル売りが強まる中で、113.10円台へ下落。CNNの北朝鮮がミサイルか衛星を発射する準備との報道を(最近は韓国発で同様のニュースも流れていたが)契機にしてUSDJPYは113円の大台を割り込み、一時112.80近辺で下げ止まるが、欧州市場の取引が始まると112.60台まで下落し安値圏で推移中。円はクロスでも上昇しているが、ZARJPYでは円売りが続き2015年8月以来の高水準となる9.17台へ上昇中。

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CNN=複数の政府当局者の話として、北朝鮮が新たなミサイルか衛星を発射する準備をしている初期的な兆候がある→ USDJPYの売りが強まる。

ZARJPY2年4か月振りの高値へ。

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