2017/12/27

2017年12月27日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年12月27日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年の為替取引は今日を含め残り3日、欧州市場は株安+債券利回り低下+ドル売りの流れを継続。米国市場に入り米10年債利回りの低下が止まるのか? 米CB消費者信頼感と中古住宅販売を注目。

欧州株は上昇からスタートするも続かず弱含みで推移、StoxxEurope600は-0.19(-0.05%)。英FTSE100は+0.17%と上昇するも、独DAX-0.10%。10年債利回りは、独0.403%(-0.017)、英1.218%(-0.047)と低下、米国は2.461%(-0.016)と軒並み低下。

為替相場は、欧州市場はクリスマスホリデーの4連休明けで、動向が注目されるも、弱いドル売りの流れを維持。主要通貨と資源関連通貨でドル売りが続き、特にAUDUSD+NZDUSD+USDCADでドル売りの動きが目立っている。

EURUSDは、アジア市場の1.1850台をボトムに欧州市場や米国市場の序盤には1.1900まで上昇。1.19台は9月22日以降、何度もトライし11月27日には1.1960台まで上昇するも、結局は維持することができなかった水準で、米国市場で維持できるか動きを注目したい。

GBPUSDは、アジア市場の1.3360台をボトムに欧州市場や米国市場の序盤には1.3430まで上昇、12月18日、20日の高値を上回り上昇傾向を維持。ただし、12月14日の1.3465がポイント。

AUDUSDは、アジア市場の0.7720台をボトムに欧州市場や米国市場の序盤には10月25日以来の高値となる0.7770台へ上昇、更なる上昇を期待したくなる。

USDCADは、12月22日の予想を下まわるカナダGDPに1.2790まで急伸するも1.2800を超えられず、これをトップに今日も1.2700を超えられず1.2620台まで下落。1.2600~1.2900のレンジの下限を割り込むことができるか注目。