2020/08/10

2020年8月10日(月)17:00時ごろの動き

 2020年8月10日(月)17:00時ごろの動き

日本は山の日で休日の月曜日。先週末の強い米雇用統計を受けたドル買いの動きがどこまで継続するのか? トランプ大統領は議会の交渉行き詰まりを打開するため景気対策に関する大統領令についに署名。吉と出るのか凶とでるのか? とりあえずこの2点が週明け相場の注目点。

それと、中国は強くけん制していたアザー米厚生長官の台湾訪問、香港の警察が中国に批判的な論調で知られる香港の新聞の創業者ら7人を香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕とあったが、今後の米中関係で何らかの影響を及ぼすのだろうか?

原油価格(WTI)は41.80台まで上昇。HKハンセンは弱いが上海総合は0.75%の上昇、米10年債利回りは0.567%(-0.002)と小動き。資源価格は上昇傾向が止まらず。

中国CPIは、前月比0.6%、前年比2.7%と、前月比は5か月ぶりにプラス圏へ、共に前回を上回り予想を若干上回る。

EURUSDは、先週末の戻り高値1.1791を上回り1.1801まで上昇するも、これを高値に東欧勢の参入に再びドル売りへと変化し1.1760まで値を下げている。

USDJPYは、アジア時間では、先週末の米雇用統計受け上昇がスタートした水準を目指し105.72と下値を試す動きが続くも、東欧勢の参入に106.05まで上昇と、先週末高値106.06に並ぶJPY安水準となっている。JPYクロスは全体的に小動きで、その中ではGBPJPY+0.11%、NZDJPY−0.1%と相反する動きとなっている。

NZDUSDは、ANZ企業景況感、企業活動見通しと共に速報値と前月から低下し、直後の反応は見られないが0.6612を高値に先週末のNY市場の戻り高値には及ばず弱さが目立ち、東欧勢の参入に0.6580台まで値を下げてる。