2020/08/21

2020年8月21日(金)10:00時ごろの動き

 2020年8月21日(金)10:00時ごろの動き


原油価格は42ドル台前半まで下落。欧州株は弱くEUROSTOXX50は-1.22%、ダウ先物も−0.44%下落。独英10年債利回りは低下し、米10年債も弱い。


為替相場は、株安=EUR安のセオリー通り。注目のユーロ圏のPMI(総合・製造業・サービス業)は予想外に弱く、EURUSDは1.1800を割り込み1.1760まで下落し12日の安値水準へ。1.1700に大きなポイントがありこれがマジの水準でEURブル相場を継続中。


GBPUSDは、英小売売上高が予想外に強い数字となり1.3255まで上昇するも、EURUSDの下げやロングの調整も入り、予想外に強い英PMIにも買いは見られず一時1.3100を割り込み下落と、前日上昇スタート地点の近くまで逆戻り。新たにスタートしたEU英通商協議は進展が見られず、いつもながらポンド売り材料にされている。こちらはいつもながら1.3000がマジの水準で引き続きGBPブル相場を継続中。


USDJPYは、日本ペイント絡みで1.3兆円(全部かは不明?)の円買い要因になるとの思惑や、米金利の低下もあり下値をTRYすると105.44をボトムにはねけ返されている。テクニカルでは105~106.50のレンジの動きを継続しているが、継続性は不明ながら投機筋は下値をTRYしている。


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15:00 GBP 7月 公的債務残高(PSNB)=2兆0040億ポンドで前年同月比では2300億ポンド増加し、対GDP比100.5%となり1961年以来の高水準。


15:00 GBP 7月 小売売上高=前月比3.6%(予想2.0% 前回13.9%)、前年比1.4%(予想0.1% 前回-1.6%)、除自動車前月比2.0%(予想0.2% 前回13.5%)、前年比3.1%(予想1.5% 前回1.7%)→ コア前年比を除き、予想を上回るも前回から大幅に低下へ


16:15 FRN 8月 総合PMI.速報値=51.7(予想57.2 前回57.3)、製造業PMI=49.0(予想53.0 前回52.4)、サービス業PMI=51.9(予想56.0 前回57.3)→ 予想と前回を下回り3か月来の安値


16:30 GER 8月 総合PMI.速報値=53.7(予想55.0 前回55.3)→ 前回と予想を下回る、製造業PMI=53.0(予想52.3 前回51.0)→ 23か月来の高値、サービス業PMI=50.8(予想55.1 前回55.6)→ 前回と予想を下回る


17:00 EUR 8月 総合PMI.速報値=51.6(予想54.9 前回54.9)、製造業PMI=51.7(予想52.7 前回51.8)、サービス業PMI=50.1(予想54.6 前回54.7)→ 予想を下回り前回から大幅に落ち込む


17:30 GBP 8月 総合PMI.速報値=60.3(予想 前回57.0)→82か月来の高値、製造業PMI=55.3(予想54.0  前回53.3)→76か月来の高値 、サービス業PMI=60.1(予想57.0 前回56.5)→72か月来の高値


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