2020/08/03

2020年8月3日(月)14:30時ごろの動き

2020年8月3日(月)14:30時ごろの動き

8月初めで週上げ3日の月曜日は、新型コロナの影響は止まらず。

英国はジョンソン首相がロンドン首都圏の封鎖を検討、フィリピンンでは明日からロックダウンを強化。アンドリュース豪ビクトリア州首相は夜間外出金利令を発令し、メルボルンのロックダウン水準をステージ4とした。インドのシャー内相は新型コロナに感染。

日本のGDP改定値は速報値と変わらず前年比-2.2%だったが、日経平均株価は月初のリバランスが要因なのか7&iHDの米コンビニ買収提案を材料にしたのか不明ながら急上昇。上海総合は財新製造業PMIが52.8と2011年1月以来の高水準。ただし、他のアジア諸国の株価は総じて軟調に推移。

米10年債利回りは0.547%(+0.012)、原油価格(WTI)は一時39.88ドルまで下げ40.06近くで推移と弱い。

肝心の為替相場は「7&iHDが米コンビニを2.2兆円と過去最大の買収」との報道を円売りととらえたのか、仲値のドル買い需要が旺盛だったのかは不明ながら、105.71から仲値に向けて106.43まで急伸か下と思ったが続かず、逆に105.70台へ逆戻り。

USDJPYは上値を試す動きは一度で終わったのであろうか? チャンスがあれば再度上値をトライしたいムードは強い。ただし、106.50超の売り圧力は変わらず、失敗すると105円方向に逆戻りの可能性も。

EURUSDは大枠1.1740~95のレンジで上値の重い展開となっている。GBPUSDは1.3057~67のレンジで先週末引け値とほぼ変わらず。

AUDUSDは、コロナウイルスの感染拡大にAUD売りからスタートするとも、7月の豪製造業指数は53.5と強く売りも限定的で大枠0.7120~50で動きは鈍い。

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8:50 JPY 第1四半期GDP・改訂値=前期比-0.6%(予想-0.7%、前回0.6%)、前年比-2.2%(予想-2.8% 前回-2.2%)

9:30 JPY 7月 製造業PMI・改定値=45.2(予想42.6 前回40.1)

10:00 AUD 7月 TD証券インフレ指数=前月比0.9%(予想 前回0.6%)

10:45 CNY 7月 財新製造業PMI=52.8 (予想51.3 前回51.2)→2011年1月以来の高水準 財新のデータでは生産と新規受注を示す指数がともに2011年 1月以来の高水準となった。また、産出価格指数は約2年ぶりの高水準を記録し、企業の利益拡大につながる生産者物価指数の上昇を示唆した。

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