2020/08/16

直近のIMMデータから

 直近のIMMデータから


集計日が8月11日(火)のCFTCのIMM通貨先物のポジションから、円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドルの7通貨をピックアップしその変化を見てみましょう。


7通貨ペアのネット合計は前週比でみると、183,319→207,897コントラクトと6週連続でロングが増加し、ドル先思考がさらに強まっています。ただし、EURUDは高値を更新できず足踏み状態であることは注意が必要です。


通貨別にネットポジションを見ると、ユーロのロングは180,648コントラクトと全体の約76%を占めており、ショートは全体の30弱と少なく、ネットでは引き続きユーロが主導しているドル安傾向となっています。(ユーロネットポジションの推移をごご覧ください。)


円、ユーロ、スイスは、ロングポジションで変わらず、円が微減となっている反面、スイスは微増となっています。


一方、ポンド、豪ドル、NZドルはショートポジションで変わりありませんが、ポンドのショートが減少しロングへの変化が期待できる反面、カナダドルのショートは拡大しています。ただし、USDCADはCAD高傾向にありこのギャップを注目しています。


詳しくは別表をご覧ください


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