直近のIMMデータから
集計日が8月11日(火)のCFTCのIMM通貨先物のポジションから、円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドルの7通貨をピックアップしその変化を見てみましょう。
7通貨ペアのネット合計は前週比でみると、183,319→207,897コントラクトと6週連続でロングが増加し、ドル先思考がさらに強まっています。ただし、EURUDは高値を更新できず足踏み状態であることは注意が必要です。
通貨別にネットポジションを見ると、ユーロのロングは180,648コントラクトと全体の約76%を占めており、ショートは全体の30弱と少なく、ネットでは引き続きユーロが主導しているドル安傾向となっています。(ユーロネットポジションの推移をごご覧ください。)
円、ユーロ、スイスは、ロングポジションで変わらず、円が微減となっている反面、スイスは微増となっています。
一方、ポンド、豪ドル、NZドルはショートポジションで変わりありませんが、ポンドのショートが減少しロングへの変化が期待できる反面、カナダドルのショートは拡大しています。ただし、USDCADはCAD高傾向にありこのギャップを注目しています。
詳しくは別表をご覧ください
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