2020/08/05

2020年8月5日(水)22:00時ごろの動き

202085日(水)22:00時ごろの動き

 商品価格の上昇は止まらず、原油・金・銀価格は続伸。欧州株も強くSTOXX600は+0.48%、ダウ先物も0.7%近く上昇。債券利回りは上昇し米10年債は0.54%(+0.032)で推移。

 肝心の為替相場は、米ISM非製造業PMIを前にして、弱い米ADP雇用統計にドル売りが強まりドル全面安。主要通貨のEURUSDGBPUSDは高値を更新し、源価格の上昇はとまらず、関連するAUDUSDNZDUSDUSDCADでドルの売りが目立っている。

 USDPY105.80台高値に、アジア市場の安値105.51を割り込み一時105.47まで下落。ただし、JPYクロスではAUDJPYが+0.8%の上昇とJPY安が目立っている。

 EURUSDは、ユーロ圏各国のPMI・改定値は速報値から伸び悩むも前回から大幅に上昇し、小売も強く1.18の大台を確り維持し1.1880まで続伸し、7月末の高値1.1900台を狙う動きへ。

 ユーロ圏・サービス業PMIの確報値は54.7と速報値55.1から若干伸び悩むも前月48.3から上昇、英PMI56.5と速報値から若干伸び悩むも前月からは上昇。英小売売上高は前月比5.7%予想と前回を下回るも、前年比は強い。

 ADP雇用統計は16.7万件と前回が大幅に上方修正されたこともあり、予想を大幅に下回る。米貿易収支は−507億ドルと赤字額は前回を下回る。カナダ貿易収支は−31.9億カナダドルと予想外に赤字額が拡大。