2020/08/19

2020年8月19日(水)昨日18日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 2020年8月19日(水)昨日18日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)


GBPUSDは強くドル売りの流れをリード。EURUSDは1.200前にして上げ渋り上昇傾向を維持するも小幅低下。USDJPYは105.28をボトムに下げ止まるも戻りは限定的で市場の円高期待を繋ぐ。


欧州株は弱くSTOXXEURO600は原油安もあり−0.56%と終盤にかけ下げ幅を強めた。米株はNasdaq(+0.82%)とS&P(+0.26%)と強くテクノロジー株が強く一時最高値を更新。ただ、ダウ(-0.24%)と小幅低下。米債利回りは軟化し10年債は0.665%(-0.026)と軟化。


注目のコモディティー価格は、原油は42.57近く(-0.75%)の低下。一方、金価格は2013.10(+0.73%)と一時2020ドル台まで上昇し2000ドル台を底固め、銀価格も+1.44%上昇と相場をリード。ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.63%上昇へ。ビットコイン(USD)12,016(-2.54%)下落へ。


為替相場は、GBPやEURがリードするドル売り傾向が続いており、JPYもUSDに対して上昇傾向を維持している。サプライズは、強い米住宅着工と建設許可件数で予想外に強く出ているが住宅の強さは織り込み済みなのか相場へ影響も限定的。


注目のホワイトハウスと民主党の新型コロナウイルス経済対策について歩み寄り発言もある。ペロシ下院議長は「追加措置を巡る共和党の合意を得るために議会民主党は規模を半減させる用意がある」と発言。


USDJPYは、強い米雇用統計に上昇した水準を割り込み、105.30台の壁で何とか下げ止まりながらも、終値ベースでは7月31日以来の円高水準となっている。クロスでは円安相場をリードしているGBPJPYやNZDJPYは強く引き続きJPY売り要因となっているが、円相場を最も関連性の高いEURJPYは-0.02%と小幅低下しており円売りの動きを阻害している。新興国市場指数は強く=JPY安の連動性もあり、105.30~50のレンジで足踏み状態になっていると思われる。


EURUSDは、先高期待は変わらないが先日の高値を上回り一時1.1966まで上昇し1.2000の大台をトライか?と思われたが、ちょうどオプションカットにあたる23:00時から下落。市場全体のEURロングポジションは相当溜まっていると思われるが、1.1918をボトムに下げ止まり上昇傾向を維持していることもあり、市場のEUR先高期待は変わらず。また、ダウとEURUSD相場の連動性も変わらず。


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