2020/08/17

2020年8月17日(月)14:50時ごろの動き

 2020年8月17日(月)14:50時ごろの動き


日経平均株価は軟調、上海総合は強く上昇、中国は米国からの石油輸入を拡大していることを意識してなのかWTIは42.41ドルと1%弱の上昇で、金・銀価格も上昇し、ブルームバーグ・コモディティインデックスは0.71%の上昇となっている。


米債利回りは軟調で、10年債は0.7%(-0.009)と何とか0.7%近くで下げ止まっており、米中対立リスク、コロナウイルスリスク、米大統領選リスクなどに加え、FRBの緩和継続期待もあり、ドル売りの要因の一つとなっている。


肝心の為替相場は、いつもの週明け月曜日のアジア市場の動きが乏しく、小幅な動きとなっているが、総じてドル売りに傾いている。


終末にはトランプ氏は中国のバイトダンスに対し、運営する動画投稿アプリ「TikTok」の米国資産を売却するよう命じている。


日本では注目のGDPが発表となり前年比-27.8%と想外に弱く(期待通りなのかもしれないが?)1955年以降で最大の落ち込みとのこと。また、安倍首相が都内の大学病院に入るととの報道も気になったが、「日帰りの検査を受信」との事だったこともあり、報道後にも相場は動けず。


USDJPYは、106.46~65の20ポイントレンジでクロスでは若干のJPY安方向へ。米金利と相関関係が強いこともあり、米金利の軟化=小幅な円高を期待したくなる。


目立ったのは、ドル売りの相対通貨のEURUSDの上昇とビクトリア州のコロナ感染拡大が続く(やや弱まっているが)なかでのAUDUSDの底堅さ。EURUSDは1.1830をボトムに1.1830~70のレンジで、先週末の欧州時間につけた1.1781をボトムに上昇傾向が続いている。


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8:50 JPY 第2四半期GDP・第2次速報値=前期-7.8%(予想-7.5% 前回-0.6%)、前年比-27.8%(予想-27.0% 前回-2.2→-2.5%)→ 予想外に弱く1955年以降で最大の落ち込みで、個人消費は現行基準の1980年以降で最低へ。


13:30 JPY 6月 鉱工業生産・確報値=前月比1.9%(予想2.7% 前回2.7%)、前年比-18.2%(予想-17.7% 前回-17.7%)、設備稼働率=前月比6.2%(予想 前回-11.6%)


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