2020/08/21

2020年8月21日(金)14:45時ごろの動き

2020年8月21日(金)14:45時ごろの動き



日経平均株価は小幅上昇、上海総合も強く、米10年債利回りは0.658%(+0.007)、原油価格は強含みで推移。金と銀価格も上昇し、ブルームバーグ・コモディティインデックスは+0.35%と小幅上昇。


為替相場は、続伸する米株の警戒感は強まっており、一部の報道ではネガティブなコメントもみられるも、結果としてコロナ対策による超緩和策と膨大な経済対策を背景とした、株高+金・銀高+ビットコイン高の流れは簡単に変わりそうにない。


USDJPYは、先月のソフトバンクグループが総額4.5兆円億円の資産売却を思い出すが、本日もウットラムグループが日本ペイントの買収案は1.3兆円規模との報道もあり、105.00の大台は固いと思っているが、ひょっとしたら円需要が高まる可能性も気になって仕方がない。


EURUSDは、上昇トレンドに変わりなく取り巻く環境を考えれば、多少の調整があっても上値トライが続くと考えている。一つもポイントは昨日の1.1800近辺、そして、1.1700となるが、可能ならその辺あまでのリスクを意識して買い下がる覚悟を持ちながら上値を狙いたい気持ちに変わりない。


AUDUSDも、上昇トレンドに変わりなく、目先は0.7100~0.7280のレンジで19日に付けた高値から利食いの売りが優勢だが、AUDNZDが1.1030台を上回ると面白くなるのだが?


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8:01 GBP 8月 GfK消費者信頼感=-27(予想-25 前回-27)

8:30 JPY 7月 全国消費

者物価指数=前年比0.3%(予想0.3% 前回0.1%)、除生鮮=前年比0.0%(予想0.1% 前回0.0%)、除生鮮・エネルギー前年比0.4%(予想0.5% 前回0.4%)


9:30 JPY 8月 総合PMI=44.9(予想 前回44.9)、製造業PMI=44.7(予想 前回43.9)、サービス業PMI=45.0(予想 前回45.4)

10:30 AUD 7月 小売売上高・速報値=前月比3.3%(予想 前回2.7%)


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JPY シンガポールの塗料大手、ウットラムグループは日本ペイントホールディングス(HD)を買収する方針を固めた。日本ペイントが実施する第三者割当増資をウットラムが引き受け、出資比率を現在の39%から6割弱に引き上げる。取得総額は1.3兆円程度。アジア企業による日本の素材大手の買収は初めて。



OTH ブルームバーグ  大手機関投資家の一部は、他の市場参加者の誰もが混乱しているのと同じパラドックスに悩まされている。つまり、世界には依然として問題が山積しているように見えるのに、米国株は史上最高値近くで推移しているという状況だ。大手ヘッジファンドや投資信託のファンドマネジャーらは、複数の迫りくる脅威によって、米株の歴史的な上昇に急ブレーキがかかる可能性があるとみている。そうしたリスク要因には、学校再開を巡る不透明感、11月の大統領・議会選挙、対中関係の悪化、金融政策のインフレへの影響などがある。


OTH ブルームバーグ  金属や鉱業分野に特化したヘッジファンド会社、カナダのデルブルック・キャピタル・アドバイザーズは、貴金属相場の上昇で今年、リターンを2倍余りに高めてきたが、ここにきてポジションの一部を縮小している。ブルームバーグが確認した書簡によると、「デルブルック・リソース・オポチュニティーズ・マスター・ファンド」は7月のリターンが約22%となり、年初来リターンは7月末時点で103%に達した。同ファンドのベンチマークである「SPDR・S&P金属・鉱業ETF」は7月に8.1%上昇したものの、今年1-7月では約22%下落した。


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