2020/08/13

2020年8月13日(木)22:15時ごろの動き

 2020年8月13日(木)22:15時ごろの動き


欧州株は弱くEUROSTOXX50は-0.47%近く下げ、ダウ先物も-0.27%近く低下。原油価格42.55と小幅安、金価格は-0.65%下げるも、銀価格は1.41%の上昇と、資源価格は強弱混在で、ブルームバーグ・コモディティインデクスは-0.00%と変わらず。米10年債利回りは0.689%(+0.006)。


為替相場はUSD+JPYの弱さが目立っており、逆に英EU通商協議で楽観的な発言が飛び出したGBPUSDは1.3020をベースに1.3110台へ上昇。EURUSDも1.1800の大台を回復し一時1.1853まで上昇。


USDJPYは、106.56をボトムに106.50の壁を割り込めず、弱い欧州株のとの連動性もなく、強い米新規失業保険申請件数もあり107.00近辺の高値水準で推移。ただし、106.50/60

~107.10/20のレンジをどうしたら抜け出すのは大きな材料がでないと難しそう。


AUDUSDは、アジア市場の強い豪雇用統計を受けたAUD買いの流れも続かず、資源価格も大きな変化は見られず結局0.7150から 0.7190 のレンジを継続中で、コロナウイルスの感染再燃のリスクにも底堅い動きとなっている。


一方、NZDUSDは、早朝に一時0.6600まで上昇するも、バスカンドNZ中銀副総裁が「国内で再び新型コロナ感染が拡大し、ロックダウンが長期化する場合、NZ中銀は金融刺激策の追加を検討せざるを得なくなる」との発言もあり、0.6550台まで下落。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※


8:00 EUR 鉱工業生産=前月比9.1%(予想10.0% 前回12.4→12.3%)、前年比-12.3%(予想-11.3% 前回-20.9→-20.4%)→ 前月比は予想と前回に届かず。前年比でマイナス幅は縮小するも予想に届かず


21:30 USD 7月 消費者物価指数=前月比0.6%(予想0.3% 前回0.6%)、前年比1.0%(予想0.7% 前回0.6%)、コア前月比0.6%(予想0.2% 前回0.2%)、コア前年比1.6%(予想1.1% 前回1.2%)→ 予想と前回を上回る。コア前月比は1991年1月以降で最大。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※


USD トランプ米大統領が、エスパー国防長官を11月の大統領選後に更迭したい意向を非公式に示したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

USD トランプ大統領 11月3日の大統領選で勝利すれば給与税を終了させる

USD ペロシ米下院議長、トランプ政権が求める一段と小規模な対策は受け入れられないとし、務長官からの経済対策協議再開の呼び掛けを拒否。ムニューシン長官は民主党側との交渉に関心を持っていないと反論。


GBP フロスト英国対EU交渉責任者 英国とEU間の合意は9月に達成可能


GBP 英国で新型コロナウイルスの流行状況を調査した研究によると、英国民の6%近くが新型ウイルスに感染していた可能性がある。感染が確認された人数よりも、実際の感染者数は数百万人多いとみられるという


NZD バスカンドNZ中銀副総裁は、国内で再び新型コロナ感染が拡大し、ロックダウンが長期化する場合、NZ中銀は金融刺激策の追加を検討せざるを得なくなると述べ


CNY 中国中央国債登記結算(CCDC)が公表した7月の中国国債保有状況関するデータで「その他機関」の保有額が急増したことから、人民銀行(中央銀行)が景気回復を支援するために国債を購入していたのではないかとの観測が浮上している。


CNY 中国商務省の任鴻斌次官は13日、米国に対し、中国企業を規制、差別するような行為を止め、第1段階の通商合意を履行する環境作りをすることを期待する


※※※※※※※※※※※※※※※※※※