2020/08/19

2020年8月19日(水)17:15時ごろの動き

 

2020819日(水)17:15時ごろの動き

 

FOMC議事録は気になるが、米中では新たなハイレベル通商協議は予定がないとあり、15日の通商協議の履行状況検証のハイレベル協議の延期はトランプ氏が決めたとあり、米中対立リスクは消えず。一方、新柄コロナウイお留守経済対策は5000億に規模を縮小して合意する可能性も市場は意識し米株先物はやや堅調。

 

日経平均はマイナス圏から値を戻し+0.26%と小幅高へ、上海総合は逆に−1.24%の下げとなった。米10年債利回りは0.655%(-0.01)と低下、原油価格は42.57ドル(-0.75%)と低下、金価格は2000ドルを割り込み−0.95%低下、銀価格も-2.44%の低下となった。

 

為替相場は、USDJPY105の壁は厚く、円ロングの利食いも見参。105.10の円高から、日経平均株価の持ち直しもあり、105.60台まで値を戻すも水準から考えれば戻りは限定的で円高圧力が続いている。

 

EURUSDは、1.20のハードルは高いのか? 1.1950台を高値に1.1920台まで小幅軟化。水準的には上値をギブアップする水準でもなく、FOMC議事要旨を見ながらFRBの政策を材料に相場を動かす市場参加者を期待したい。

 

GBPUSDは、英CPIの前年比は予想・前回の倍近い上昇となった。コアインフレ率も強く、過去1年で最も高い水準となったが、大枠1.323070のレンジで動けず。

 

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7:45       NZD 第2四半期 生産者物価指数=前期比出荷−0.3%(予想 前回0.1%)、仕入予想 −1.0%(前回-0.3%)、

8:50       JPY 7月 通関ベース貿易収支=季調済−348億円(予想-453億円 前回-4239→4109億円)、季調前116億円(予想-776億円 前回-2688→2693億円)

 

15:00     GBP 7月 生産者物価指数=出荷前月比0.3%(予想0.3% 前回0.3%)、前年比-0.9%(予想-0.9% 前回-0.8→0.9%)、出荷コア前月比-0.1%(予想0.1% 前回0.0%)、コア前年比0.1%(予想0.3% 前回0.5%)、仕入前月比1.8%(予想1.1% 前回2.4→3.0%)、仕入前年比-5.7%(予想-6.1% 前回-6.4→6.7%)

 

15:00     GBP 7月 消費者物価指数(HICP)=前月比0.4%(予想-0.1% 前回0.1%)、前年比1.0%(予想0.6% 前回0.6%)、コア前年比1.8%(予想1.3% 前回1.4%)、小売物価指数(RPI)=前月比0.5%(予想0.1% 前回0.2%)、RPI前年比1.6%(予想1.2% 前回1.1%)、RPIX(除くモーゲージ利払い)=前年比予想 前回1.3%  前年比は予想・前回の倍近い上昇となった。コアインフレ率も強く、過去1年で最も高い水準に達した。

 

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USD      米政府高官は18日夜、5000億ドル程度に規模を縮小した追加の新型コロナウイルス経済対策への「真の要求」が一部の民主党と共和党の議員の間で存在するとの認識を示した。「上院と下院の両方で一部の民主党と共和党議員の間に規模を縮小した合意をまとめたいという真の要求があると思う。規模は5000億ドル程度だ」と述べた。

 

USD      トランプ大統領はこれに先立ち、15日に予定していた中国との第1段階通商合意の履行状況を検証する協議は自らが延期を決めたと表明。トランプ氏は同日、視察先のアリゾナ、アイオワ両州で中国の新型コロナウイルス危機への対応とコロナ封じ込めの失敗に不満を表明したが、中国による過去最大規模の米農産品購入は称賛した。

 

USD      メドウズ米大統領首席補佐官は18日、米中の新たな高官級通商協議は予定されていないと明らかにした。一方、ライトハイザーUSTR代表が中国側と合意の履行状況に関して定期的にやり取りしている。米大統領専用機上で記者団に語った。 

USD      米オレゴン州ポーランド南東部で暴動、建物に破壊行為

 

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