2020/08/23

今週の主な材料(8/24~28)

 今週の主な材料(8/24~28)


さて、火曜から9月に入り今週の注目材料は、もちろん前週と変わらず、米中対立リスク、バイデン対トランプ両氏の大統領をめぐる戦い、米経済の伸び鈍化リスクが挙げられる。


今週はそれに加え、27日と28日には恒例のカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)が電話により開催される。特にパウエルFRB議長の講演では「金融政策の枠組み見直し」について講演が27日22:10時(日本時間)に予定されており、先週19日のFOMC議事要旨で「YCCが否定的」+「景気見通しは悲観的」だったことで、相場が変動していたことを思います。


全てに予定は把握していないが、マックレムカナダ中銀総裁(27日24:15時)、レーンECB専務理事(27日24:50時)、それに、チーフエコノミスト、バネッタECB専務理事、シュナーベルECB専務理事らも参加予定している。ベイリーBOE総裁(28日 22:05時)も注目したい。


9月16日のFOMCに向けて、講演の内容次第ではあるが相場が変動する可能性を十分秘めている。また、8月7日の強い米雇用統計で資源価格は下落、米債利回りは上昇し、ドル買いへと変化していたが、来週の9月4日の米雇用統計を控えた週後半にはそろそろ米雇用統計のリスクを意識した動きも気にしなければならない。


ちなみに今後の金融政策の発表予定は以下の通り

9月1日 ECB理事会

9月1日 豪中銀政策委員会

9月9日 カナダ中銀政策委員会

9月16日 日銀金融政策決定会合

9月17日 BOE金融政策委員会


今週の主な予定

25日(火)

独第2四半期GDP改定値、独IFO業況指数、米ケース・シラー米住宅価格指数、米FHFA住宅価格指数、米CB消費者信頼感指数、新築住宅販売件数。


26日(水)

米耐久財受注、ホールデンBOE理事・チーフエコノミスト発言。


27日(木)

米第2四半期GDP・改定値、パウエルFRB議長発言、マックレムカナダ中銀総裁発言、レーンECB専務理事・チーフエコノミスト、バネッタECB専務理事、シュナーベルECB専務理事参発言予定。


28日(金) 

ユーロ圏消費者信頼感指数、米個人所得・個人消費支出、カナダGDP、ベイリーBOE総裁発言、米シカゴ購買部協会景気指数、米ミシガン大学消費者信頼感指数。



詳しくは別表をご覧ください


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