2020/08/02

今週の主な材料(8/3~8/7日)

今週の主な材料(8/3~8/7日)

先週から続くポイントながら、トランプ氏から大統領選の延期を求める動きがでるなど今後も何が飛び出すのか不安! 米国の本気度合いが高まっている対中強硬姿勢は単なる選挙対策上の動きなのか? それとも米中両陣営の対立へと続く歴史的なできごとなのであろうか?(まさか!) 米中間の対立は今週以降も重大な相場変動要因となっている。

英EU通商協議の行方は?(裏工作を継続中のようですが)。 EU復興基金の歴史的成立後のEUR高はどこまで続くのか? 9月16日まで予定がないFOMCの影響は?(今後FOMCメンバー発言に注目)、 そして、先週の米GDP-32.9%、ユーロ圏−15.0%、独−11.7%、仏−19.0%は最悪で、今後V字型、U字型、ナイキ型と、いずれの回復となるのであろうか? 新型コロナウイルスの感染再燃を考えれば希望的な観測は考えにくい。

さて、今週は週はじめで金融政策を含め多数の経済指標の発表が控えている。

3日(月)日本GDP改定値は前年比予想-2.8% 前回-2.2%。中国財新製造PMIは予想51.1 前回51.2。ユーロ圏製造業PMI・改定値は予想51.1 前回51.1、英製造業PMI・改定値は予想53.6 前回53.6、米製造業PMI・改定値は予想51.3 前回51.3。米ISM製造業景況感指数は予想53.6 前回52.6と米景況感の改善が予想されている。

4日(火)豪中銀金融政策は、政策金利0.25%と3年物国債利回り0.25%の目標値と、共に据え置くことを予想。先にロウ豪中銀総裁はAUDUSDが0.70の大台を超え上昇傾向にある中で「豪ドルの水準は、ファンダメンタルズと整合的」と発言、AUD買い材料にされていたことを思い出す。

5日(水)NZ雇用統計は失業率予想5.7% 前回4.2%、就業者数増減の前期比予想-2.0% 前回0.7%と悪化の予想。中国PMIは総合予想 前回55.7、サービス業予想57.9 前回58.4、ユーロ圏総合予想54.8 前回54.8、サービス業P 予想55.1 前回55.1、英総合予想57.1 前回57.1、サービス予想56.6 前回56.6。米ADP予想前月比予想225万件 前回236.9万件。米総合PM予想50.0 前回50.0、サービス予想49.6 前回49.6。米ISM非製造業業況指数は予想55.0 前回57.1とサービス業部門の低迷が予想されている。

6日(木) BOE金融政策委員会は、9対ゼロで政策金利0.1%、資産買い入れプログラム7450億ポンドの据え置きを予想。議事録公表、金融政策報告書、ベイリーBOE総裁会見では慎重な見通しが示される可能性があるも、ホールデン・チーフエコノミストはやや楽観的。週間新規失業保険申請件数は予想143.4万件 前回143.4万件で改善傾向は期待できず。

7日(金)中国貿易収支はドル予想425億ドル 前回464.2億ドル、米雇用統計は失業率予想10.5% 前回11.1%、非農業部門雇用者数は前月比予想167.5万人 前回480万人。カナダ雇用統計は 失業率が予想11.2% 12.3%、新規雇用者数は予想39万人 前回95.29万人。

詳しくは別表をご覧ください。

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