2017/06/13

2017年6月13日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年6月13日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

早くも、為替相場は明日14日の米CPIとFOMCに目が移り動きは緩慢。

日経平均株価の動きは鈍く-9.83(-0.05%)と前日とほぼ変わらず、米10年債利回りも2.22%近辺で大きな変化は見られません。

主要通貨での変動は鈍く、明日14日の米CPIとそして本命のFOMCを前にして、コンセンサスは0.25%の利上げながら、年内に再利上げはあるのか? あるとしたら次回はいつ? この疑問にFOMCと議長の発言を見守る動きとなっています。

GBPUSDは、その中でも前日比+0.39%と上昇力がNO.1で、強い英CPIによるところもありますが、メイ首相の保守党が単独過半数を割り込み、メイ首相が強権を発揮することはできず、英国のEU離脱がハードランディングからソフトランディングに変化するとの期待感も含まれているようにも感じられます。ただ、前日の高値となる1.23台はFOMCを前にして戻り売りに上値が重くなっています。

EURUSDは、フランス・イタリアの選挙を経て政局の安定期待に底堅く推移していますが、14日のFOMCを前にして1.1300の大台をすぐに達成する勢いはなさそうです。

USDJPYは、109.80台をボトムに110.20台まで値を戻していますが、昨日アジア市場でもみ合いとなった110.10~30台の水準を簡単に上抜けできるような材料も見当たらず。狭いレンジでもみ合い相場が続きそうです。ただ、109.80のポイントをボトムに下げ止まっていることで、目先は極端な円高を目指す動きもなさそうです。


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