2017/06/07

2017年6月6日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年6月6日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

独10年債利回りは前日0.287→0.262%へ低下、米株は-34.70(-0.16%)と小幅下落からスタート。

USDJPYは、周知のとおり日本株安+英総選挙+コミー前FBI長官の証言+中東の地政学的リスクに売りが強く前日比で-0.95%下落。110.20、109.80、109.50と各ポイントを割り込み売りが止まらず、円クロスでも、GBPJPY-0.9%と筆頭に円買いが強く、USDJPYは一時109.29まで下落してやや反発へ。

何処まで円買いが続くのか? 米金利や株価の影響を受けると思われるも、主要因はテクニカルポイントを割り込み、投機筋の円売りが加速し円ショートの巻き戻しがその流れを増幅。ただし、この水準から売れるかは疑問。

NZUSDは、強さが復活し前日比+0.7%上昇。早朝のコモディティー価格の上昇もあり、主要国で金利の高さを注目しているのか、米金利の低下に金利差拡大=NZドル買いへ。

AUDUSDは、弱い経常収支にAUDUSDは下落、豪中銀の声明で予想外にハト派の発言に逆に上昇へ。米金利差拡大もあり0.7450台→0.751

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ロウ豪中銀総裁声明=先進国の多くでは、不確実性は依然として残るも、成長トレンドが見込まれる。鉄鉱石と石炭の価格はここ数カ月の間で落し、以前の上昇の一部を解消している。

ロウ豪中銀総裁声明=コアインフレ率は低いままで、他の主要経済諸国ではもはや追加的な金融緩和は期待できず。インフレは、景気が高まるにつれて徐々に上昇すると予想

トムソン・ロイター財団(ビジネス・持続可能開発委員会の報告書)=界の財界首脳らは、アジア企業が国連の「持続可能な開発目標(SDG)」を主要分野で達成することで、2030年までに少なくとも5兆ドルの事業機会と2.3億人の雇用が創出される可能性がある。うち、2.3兆ドルが中国で、1.1兆ドルがインドで、1.1兆ドルが途上国・新興国で、残りはオーストラリア、ニュージーランド、日本、韓国などの先進国。

ユーガブ英選挙の世論調査(6日)=保守党は304議席で、定員650の過半数には22議席足りない見通し。8