2017/06/14

2017年6月14日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年6月14日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米国市場でFOMCのビックイベントを控えた、アジア市場の動きは緩慢ながら、欧州市場に入りAUDUSDが+0.63%、USDCADが-0.34%とやや変動が高まり、円クロスではAUDJPYが+0.75%と久々に上昇力が感じられます。

日経平均株価は上昇からスタートし、終盤にかけ値を下げ結局は-15.23(-0.08%)で終了しました。原油価格(WTI)も弱含みでスタートし45.99ドルと-0.47(-1.01%)値を下げています。

為替相場は、FOMCを前にして動きにくい展開のかなで、NZDとCADの買いが確りとしており、市場のドル売りを一時リードしています。

GBPUSDは、欧州市場の早出の動きに一時1.2800を試し上昇しましたが、英政府とDUPの交渉が来週に持ち越しの可能性や、英雇用統計の平均所得が予想外に弱く、1.2790台→1.2720台まで急落しています。

EURUSDは、アジア市場のオープン近くの1.1200台をボムにアジア市場で1.1220、欧州市場の早朝には1.1225まで上昇しましたが、GBPUSDの下落もありスタート地点の1.1200台へ逆戻りとなりました。

AUDUSDは、中国の小売、鉱工業生産前月が予想を上回り強く、200日MA(含む高値)を上回り0.7580台まで上昇しており、カナダドル高に次ぐ上昇の期待感を感じられます。

USDJPYは円がクロスで値を下げ、USDJPYは110.25円まで小幅に上昇していますが、積極的な動きは見られません。

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バイトマン独連銀総裁=ECBが超緩和的な政策スタンスの維持を求める政治的な圧力に見舞われる恐れがある。超金融緩和が国家予算にプラスに働いており、政府はすでに巨額の利払い費を節減できたと主張。最終的には、物価安定の観点から適切と考えられる以上に長期にわたって超金融緩和政策を維持するよう、ユーロシステムに政治的な圧力がかかる可能性がある」とし、「資産買い入れについて言えば、金融政策の変更は、金利の変更よりも直接的に政府の調達コストに影響する」