2017/06/17

今週の主な材料(6月19日~6月23日)

今週の主な材料(6月19日~6月23日)

今週は6/22(木)のNZ中銀の金融政策やカナダのCPI以外に、久々に重要はイベントが極端に少ない週となっていますが、先週はFOMCとBOE直後の変動は激しく、今週予定されている米英の中銀関係者の発言が相場変動要因になると考えます。

特に注目しているのは、「FOMCメンバーの発言(本音)」で、利上げに反対したカシュカリ・ミネアポロス連銀総裁は先週発言し、「利上げを見送るべきと考えるのは私一人ではない」と発言しており、「誰が、どのような発言をするのか」講演などを注目しています。

また、15日のBOE金融政策委員会で、サンダース氏、マカファーティ氏、フォーブス氏が予想外の利上げを支持したことでポンド相場が急変しましたが、カーニーBOE総裁や利上げを支持した彼らの発言も注目に値します。

ウィルキンス・カナダ中銀上級副総裁(6/12)とボロズ・カナダ中銀総裁(6/13)の刺激策の縮小の可能性を示唆する発言で相場が動きましたが、今週の23日のカナダCPIはそれを裏付けることができるのでしょうか?気になります。

それと、18日のフランス議会下院選挙の決選投票のですが、第一回投票でマクロン大統領の「共和国前進」が議席の7割近く占めることがすでに織り込みずみなのでしょうか? 市場すでに過去のことのように無視していいますが、想定外の結果には注意してください。


1. 【NZ中銀の金融政策 6/22】
2. 【カナダCPI 6/23】
3. 【ダドリーNY連銀総裁講演 6/19】
4. 【フィッシャー・ダラス連銀総裁講演 6/20】
5. 【ブレイナードFRB理事発言 6/23 】
6. 【メスター・クリーブランド連銀総裁発言 6/23 】
7. 【パウェル・FRB理事発言 6/23 】
8. 【ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演(FOMC投票権なし) 6/20】
9. 【カーニーBOE総裁講演 6/20】
10.【フォーブスBOE政策委員講演 6/22】
11.【カナダCPI 6/23】
12.【想定外のフランス議会下院選挙の決選投票I 6/18】

1.【NZ中銀の金融政策 6/22】
政策金利1.75%の据え置きが予想されていますが、15日の予想を下回った第1四半期GDPや最近のNZドル高に対してどのようなコメントをするのでしょうか? 

2.【カナダCPI 6/23】
前月比予想0.3% 前回0.4%、前年比予想1.5% 前回1.6%と、予想は前回よりやや低下が見込まれています。ちなみに(コア-Common=前年比予想1.4% 前回1.3%、コア-Trim=前年比予想 前回1.3%、コア-Median=前年比予想 前回1.6%、PCIX=前年比予想 前回1.1%)


詳しくは別表をご覧ください。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
x