2017/06/27

2017年6月27日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2017年6月27日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

欧米市場でのイベントリスクを気にしながらも、為替市場の動きはドル売りを選択。

19:00時のBOE金融安定性レポートとカーニーBOE総裁の発言で、タカ派支持者が増えている中で、今後の金融政策についてどのような発言が飛び出すのでしょうか? 8月のBOE金融政策委員会に再び市場の注目をすることになるのでしょうか?

02:00時のイエレンFRB議長の講演で9月の利上げ期待が膨らむのでしょうか? それとも最近の強さが見られない米経済指標にハト派的は動きへと変化するのでしょうか?

日経平均株価は+71.74(+0.36%)と小幅高で平穏時に推移。原油価格はシリア基地への米軍攻撃の可能性もあり、43ドル台半ばで推移。

為替市場は、USDJPYは仲値過ぎに前日の高値と112円の大台を超えて112.08まで上昇するも5月24日の高値102.13を超えられず。逆に、シリア基地への米軍攻撃の可能性との報道に、リスク回避の円買いへとシフト(円ショートの巻き戻し)、111.60台まで値を下げている。

EURUSDとGBPUSDは上昇傾向を維持するも、前日の下げを埋められず上昇も限定的。逆に、AUDUSDとNZDUSDとは昨日の高値を更新、特にAUDUSDは0.76台を達成し強さが目立つ。


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ホワイトハウス=シリア政府が科学兵器を使った攻撃を準備していると警告。4月4日に化学兵器の攻撃を準備した兆候と、4月時ではトランプ大統領がシリア空軍基地へ巡行ミサイル攻撃を命じていた。

ウイリアムズSF連銀総裁=最近の米インフレの鈍化は一時的な要因によると思われる。景気拡大が続く限り金利は引き上げるべき。