2017/06/22

2017年6月22日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2017年6月22日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

米株は小幅安からスタート、米債利回りは弱含みで推移、原油価格(WTI)は一時42.97ドルへと強含みで推移。

米新規失業保険申請件数は、ほぼ予想通りで変わらず。FHFA住宅価格指数は予想外に強く、ユーロ圏消費者信頼感指数は-1.3(予想-3.0)から大きく改善、CB米景気先行指数は0.3%と予想通り。これからの米金利と米株の動きを見守る展開へ。

為替相場は、NZDUSDの上昇と、USDCADの下げが目立っています。NZドルは早朝のNZ中銀声明でガイダンス変化に、欧米市場に入っても強さを維持。USDCADは原油価格の上昇と強いカナダ小売に下げ幅を加速させています。

USDJPYは、アジア市場で110.90台をボトムに110.95~20のレンジから、欧州市場に入り111.37まで上昇するも、結局は111.10近くへ下落と、レンジ相場が続いています。

EURUSDとGBPUSDは特に新たな材料は見当たりませんが、1時間のボリンジャーバンドでは収縮しており、変動に向けて何らかきっかけを期待したくなります。

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プラートECB専務理事=金融緩和が終了し、金利が上昇しても金融政策上問題にならない。その日が来れば、政府から不満が出ようと出まいと、物価動向を注視し、それに応じて行動する。

ECB報告書=ユーロ圏の第2四半期成長率は堅調な水準になる。インフレに関しては、今後数カ月にわたり現行水準近辺で推移する見通し。消費者物価のしっかりとした上昇は依然確認できていないものの、生産チェーンなどには物価上昇圧力の兆しが現れつつある。

英保守党と北アイルランドのプロテスタント系政党、民主統一党(DUP)との閣外協力交渉は、29日までに合意する可能性が非常に高い。