2016/12/01

2016年12月1日(木曜)アジア・欧州市場の動き

2016年12月1日(木曜)アジア・欧州市場の動き

前日のOPEC減産合意+強い米経済指標+米金利高+米株の比較的安定した動きを継承するも、為替相場はアジア市場でドルは軟調に推移し、欧州市場はドルの買い戻しも強まる。米国ではISM製造業景気指数が注目される。

アジア市場では、原油価格(WTI)は一時50.23ドルへ上昇、日経平均株価は1月4日の年初来高値を更新し1万8千5百円台へと上昇。

USDJPYは、「原油高=リスクオン=円安」、「株高=円安」の方程式に、早朝には一時114.80円台まで上昇するも115円の大台を前にして買いも続かず。

日本株が続伸する流れにも関わらず、仲値の売りも強く、114.50円台を上限に一時113.80円台まで下落。個人的にはムニューチン米次期財務長官による為替政策もやや気になり始めていが、金利差は一目瞭然で、米利上げ期待も100%近くを予想しながら、押し目買いの流れは変わらずで、113.50円~115円のレンジを予想。

EURUSDは、動きの鈍いアジア市場は、1.0580~1.0610のレンジで取引が続いたが、1.060台をクリアに上抜けするとショートカバーが強まり1.0630近くまで上昇。欧州勢の売りが厚く下げ止まり、再び振り出しの1.0600~10近くへ値を戻す。