2016/12/29

2016年12月29日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

2016年12月29日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドル売りからドル買いへと変化するも、基本は米株・金利待ちへ。

独英10年債利回りや、米10年債利回りは低下傾向が続き、独英株は小幅低下し、ダウ先物は前日とほぼ変わらず。原油価格(WTI)は54ドルを何とか維持。為替相場は、ドル売りの流れからドル買い戻しへと若干変化。

USDJPYは、アジア市場の終盤で116.50~60円を割り込み続落した流れは、116.20台まで続くも、中期的な円安相場を意識した買いは厚く、116.50~60まで上昇。クロスでも円売りが強まり、116.50~60を上抜けすると短期筋のストップに116.80円まで上昇し、ようやく買いも弱まる。

米新規失業保険申請件数は26.5万人で前回よりも改善するも予想26.4万とほぼ変わらず。米卸売在庫は前月比0.9%で前回より改善し予想0.1%を上回るが、為替市場への影響は見られず。

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日銀金融政策決定会合「主な意見」公表(12月20日開催分)=米大統領選後のトランプ相場を背景に物価が上振れることへの期待が示されていた。期待先行である点や、新興国からの資金流出などについての懸念も示され、慎重ながらも経済・物価見通しを引き上げ方向で議論した。

中国財務省=2017年は財政支出を増やし、税金や手数料を引き下げる政策を継続。地方政府債務の管理を強化するほか、税制改革にも引き続き取り組む。

李克強首相が主宰する国務院の方針=国外からの投資を呼び込むため一段の措置を講じる。

 台湾外交部(外務省)=蔡英文総統の中米訪問について、米国を経由すると発表。→ 中国政府は立ち寄りを認めないよう米国に要求。