2016/12/16

2016年12月16日(金曜) 昨日15日、海外市場の動き(午前5時45分現在)

2016年12月16日(金曜) 昨日15日、海外市場の動き(午前5時45分現在)

米株+米金利は、ピークから低下するも、強さが目立つ米経済指標もあり上昇継続を維持し、ドル高の流れは変わらず。

NYダウは高値19,951.29と2万ドルの壁は二日目も失敗するも、前日からは上昇傾向を維持。米10年債利回りは2.6%台と(1.2564~1.2641%)ピークから低下するも上昇傾向を維持。原油価格(WTI)は一時50ドルを割り込むも51ドル台へ値を戻す。

為替市場は、CPI前年比が1.7%へ若干上昇、NY連銀+フィラデルフィア連銀ともに景況感指数+半年後景況感も強く、NAHB住宅市場指数は大幅に上昇にFOMC後のドル高傾向が続く。

スイス中銀(-0.75%・-1.25%~-0.25%)、ノルウェー中銀(0.5%)は政策金利を据え置くも、メキシコ中銀は通貨防衛もあり政策金利を0.5%引き上げる。

ドルINDEXが14年来の水準でドルは全面高で、多少の誤差はあるが、前日に続き早朝のオープンがドル安値(通貨高値)でドル高傾向が続きく。特に、EURUSD+GBPUSDは1%超の低下へ。

GBPUSDは、1.2500の大台を割り込んでからは戻りもなく、BOEは金融政策の据え置きを決定し、来年後半にはインフレ目標を上回る可能性と、成長は鈍化する可能性の示唆に、売りの流れは止まらず。米国市場に入り米金利の上昇と株高に売りの流れは止まらず、ロンドンフィキシング後は一時1.2370台まで続落。戻りも1.2450台で上値が抑えられている。

USDJPYは、早朝の117円近くをボトムに株価に連動に上昇傾向は止まらず。117.50、118.50とこの水準近くでは売り買いが交錯するも、強い米景況感指数+米株・米金利の上昇に一時118.60台まで上昇。200時間MAをサポートとに下げ止まり、118円台を維持するなど、ドル買いの流れが続く。

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イタリアの関係者=モンテ・パスキ救済は実現しないとの見方が支配的で、モンテ・パスキなど脆弱な銀行に150億ユーロを注入の用意。

カナダ中銀半期に一度の金融システム審査=失業率の上昇によって引き起こされる金融面の家計へのストレスと住宅価格の急激な修正は、最も重大なリスクがあるが、顕在化する可能性は低い。

メキシコ中銀=政策金利を0.5%引き上げ5.75%に予想外の引き上げを決定。直後からUSDMXNは下落へ。

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