2016/12/30

年末最終日の東京市場の朝の動きで思うこと。

年末最終日の東京市場の朝の動きで思うこと。

年末年始の祝日ムード満点の中、EURUSDは昨日失敗し試せなかった、1.0500のストップを狙い、1.0490近く→一時1.0650台までオファーがなく急進(GBPUSDのフラッシュクラッシュのミニバンで、さすがにやりすぎでストップ行使後は1.05台前半で推移)。

USDJPYもNY市場の安値を割り込みながらも、116円の壁はブレークすることはできず、116円の買いオーダーが厚いことを証明してやや反発気味。ただし、引き続き、株安=ドル売りの流れが続いている。

共に、取引参加者が不在の中で投機筋に振り回されているだけに思えてならない。


しかし、直接的な関連性は疑問ながら、今月を振り返ってみると、米中間、米ロ間で、トランプ次期米大統領や米国との間で多くに出来事があり、ややリスク回避の動きへとなっている。

12月3日、トランプ次期米大統領が台湾総統と2日に異例の電話会談をしたこと発表。中国は一つの中国政策そ主張し不快感を示したが、トランプ氏は逆に中国の政治や軍事政策をツイッターで避難。

12月5日、トランプ氏はツイッターで中国を非難。米国は中国に課税していないが、中国は貿易拡大を狙った人民元通貨切り下げと、中国の米国製品へ重い輸入課税している。

12月12日、トランプ氏は「私は一つの中国政策を完全に理解しているが、貿易など他の分野に関する問題で中国と合意しない限りは、その政策にわれわれが縛られねばならない理由が分からない」と発言。

12月16日、中国海軍は、南シナ海の公海上で米国の無人水中探査機を奪い、後日返却しているが米中の対立懸念はやまず。

12月23日、プーチン・ロシア大統領が核装備を強化する発言、これを受けトランプ氏はツイッターで核戦力を増強すると発言。

インタビューで核戦力を増強発言の趣旨を説明、「軍拡競争が起こるなら起こればいい。われわれはあらゆる面で勝り、最後まで生き残る」と強硬的な発言をした。→ 次期報道官は軍事競争は起こらないと火消へ。

12月26日、中国空母を含む艦隊が西太平洋へ移動、南シナ海で台湾が実行支配している東沙諸島の海域を通過。日本と台湾で緊張感が一時高まる。

12月29日、台湾総統は米国軽油で中南米諸国を訪問発表、、中国政府は立ち寄りを認めないよう米国に要求。

12月29日、米政府は、米大統領選への干渉を狙ったサイバー攻撃への対抗措置として、ロシアに対する制裁を発動。