2016/12/28

2016年12月28日(水曜)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

2016年12月28日(水曜)昨日27日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

クリスマス休暇明けの米国では、ドル買い材料が目白押し。ただし、市場全体では市場参加者も少なく動きは鈍い。

ロンドン市場は休場で動きは鈍く、動向が注目されたクリスマス休暇明けの米国市場は、予想外に強い米経済指標+強い原油価格+強い米金利+上昇を維持する米株に、為替市場はドル高傾向を維持。

カナダドルは原油高でも弱くUSDCAD+0.53%、USDJPYは一時117.60台まで上昇し+0.32%、USDCHF0.15%+GBPUSD-0.1%+AUDUSD-0.1%と、比較的穏やかな上昇にとどまりる。EURUSDだけは若干なら+0.04%上昇を維持。

米CB消費者信頼感指数は、113.7(予想109.0 前回107.1→109.4)は、予想と前回を上回り15年ぶりの高水準。S&P/ケースシラー住宅価格指数は、前年比5.1%(予想5.1% 前回5.08→5.0%)と強く、リッチモンド連銀製造業指数+ダラス連銀製造業活動指数も強く、ドル買い要因となっていた。

原油価格(WTI)は一時54ドル台を超えるなど、53ドル台後半で推移し強く、米10年債利回りは2.56%、2年債も1.23%と上昇、NYダウは上昇幅を縮小しながらも、19950ドル前後で推移。

USDJPYは、早朝の日本CPIが予想外に弱く円売りが加速した流れも、117.50円を超えられず、ロンドン市場が休場の欧州市場では117.20~45の狭いレンジで推移。

注目の米国市場は米株+米金利の上昇に円売りが強まり、強さが目立った米経済指標に117.50を超え一時117.60台まで上昇。終盤にかけては117.40台まで値を下げるも、強さを維持。

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