2019/10/18

2019年10月18日(金)22:15時ごろの動き

2019年10月18日(金)22:15時ごろの動き

19日の英国とEUの新離脱協定案を受けた英議会の採決は? 市場の予想は二分しながらもやや合意決裂の見通しが多い。あえてリスクを取りたい向きの方向性はGBP買い? 市場は議会が新離脱案を否決した場合は、離脱の延期は難しいとの声も大きい。

中国GDPは予想を下回り、中国株は下落するも日本株は予想外に底堅く円買いも見られず、逆にAUD+NZDの買いが目立つ。米価先物は弱含みで推移、米債利回りも上昇から逆に低下へ。

GBPUSDは、市場はややネガティブながら、明日の英議会の結果待ちで動けず、大枠1.2840~1.2920のレンジで推移。

USDJPYは108.70台の上値は重く、底堅かった108.50の壁を割り込み一時108.43まで下落するも、積極的な円買いも期待薄。

EURUSDは1.115~31の狭いレンジでアジア・欧州市場の序盤に変えて取引が続いたが、1.1130を上回り、前日の高値1.1140を上抜け1.1150台まで上昇中。

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日米貿易協定でGDP0.8%増と政府試算、2018年度のGDP水準で換算すると約4兆円のGDP押し上げ効果があり、労働供給も、同貿易協定がない場合と比べ約0.4%(約28万人)増えるとみている、米国側の自動車・同部品関税については撤廃されると仮定しての計算で真実味は見られない。また、農水省試算では農林水産物の生産、日米貿易協定で600─1100億円減少とあるがこれも根拠に乏しい。

ビスコ・イタリア中銀総裁
◎マイナス金利の副次的影響にECBは非常に注意すべき。
◎最近の金融刺激策で全ての要素を支持したわけではない。追加利下げの支持に消極的。

ロウ豪中銀総裁
◎インフレや経済成長の目標を達成するためにマイナス金利が必要になる可能性は「非常に低い」。

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