2019/10/21

2019年10月21日(月)22:45時ごろの動き

2019年10月21日(月)22:45時ごろの動き

ブレグジットでは合意なきEU離脱の可能性が低下したとの判断が多数、結局のところGBP上昇の流れは変わらず。米中通商協議の進展期待と、米企業の好決算に米株は小幅高で推移し、AUD+NZDも強い。

GBPUSDは、市場参加者は英国の秩序あるEU離脱を先読みしているのか、欧州市場で1.30台を達成し、先行き不透明感が漂う中でも底堅く、大枠1.2970~1.3000の水準で動かず。

AUDUSDは、劉鶴中国副首相は、「米国との貿易協議が前進しており、部分的な合意に向け双方が取り組んでいる」と前向きな発言を市場は評価したのか、中国が期待した利下げの実施がなかったが、確りとし底堅く、前日の高値1.2980を上抜け1.3015まで上昇し高値圏近くで推移。

USDCADは、カナダ総選挙の結果判明を待たず、強い買い需要に阻まれカナダ買い強く、欧州市場の序盤から売りが強く米国市場の序盤では一時1.3100を割り込み下落へ。相変わらずCAD上昇を期待したくなる。

USDJPYは、週末の黒田日銀総裁が「もし追加の金融緩和が必要なら、確実に短期・中期の金利を引き下げる。超長期金利の低下は望まない」との報道も意識したのは不明ながら、クロスで円売りが強く、アジア市場の108.29をボトムに欧州市場の序盤では108.66まで上昇し1.0846まで続落中。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

クドローNEC委員長
◎フェーズ1についての協議が成功すれば、12月の関税措置を取りやめる可能性ある
◎米国はフェーズ1合意の署名について期日を設定せず、正しい合意目指す

独外相
◎短期、技術的な離脱延長については排除せず、合意なき離脱は回避したい。

黒田日銀総裁(19日、ロイター)
◎「もし追加の金融緩和が必要なら、確実に短期・中期の金利を引き下げる。超長期金利の低下は望まない